LIFE | 樹-MIKI-オフィシャルブログ「ケイゾクハ、チカラナリ。」Powered by Ameba

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広島で活躍中の、ストロングでパワフルな歌声で注目を集めるMIKIのアーティスト活動ブログとフリーダムな日常ブログ!

みなさん、こんばんは


今日は私の家族のお話

書きたい事がたくさんあって少し長くなるけど、最後まで読んでくれたら嬉しいです




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「私たちのLIFE」

2015年の春、私はまだ妊婦。
初めての子供を授かり、期待と不安を抱きながら毎日を送っていた。そんな色々不安定な時期に、旦那はんの夢を叶えるため私たち夫婦はある決断をした。

街中での暮らしにサヨナラを告げ、瀬戸内海に浮かぶ江田島という島に移り住むことを決めた。


なぜ江田島を選んだのか。
なぜ江田島に導かれたのか。

それは旦那はんの夢を叶えるため

旦那はんの夢、
それは漁師だった。

知っている方もいらっしゃると思いますが、わたしの旦那はんは私のマネージャーとしても活動を共にしてくれていた人です。彼はマネージャーという肩書きを持つずっとずっと前から友人としてパートナーとしても私を支えてくれ、自分の仕事もしながら週末は私のLIVEという忙しいスタイルで毎日を過ごしてくれていました。

そんな彼から、結婚を機にずっと抱いていた夢を打ち明けられました。

今までそんな話したことないし、釣りの腕前なら私の方が上じゃし(笑)最初は“?”だったけど、真剣に話をする旦那はんに「こりゃ本気だわ」と本腰を入れて家族会議。
いろんな候補がある中、彼の思い描く漁師のやり方や研修制度を考慮して江田島に決めたようです。

私はというと、活動の事もあるし…もちろん二つ返事で受け入れられた訳ではないけど、ずっと私の活動を支えてきてくれた彼の夢を今度は私が支えていきたいと思うまでに、そんなに時間はかかりませんでした。


そしてはじまった島での暮らし。

思い立ったら即行動!

はじまった旦那はんの漁師への道。


島での暮らしは、街中の暮らしみたいにすぐ呑みに行ける店はないし、手軽なデリバリーもないし、生活も豊かな訳じゃない。
今まで当たり前だった便利な生活とは到底かけ離れたライフスタイルになったけど、それ以上に素晴らしいものも手に入れた。

穏やかな波の音で目が覚めたり、美しい夕陽を眺めながらコーヒーを飲んだり、畑の野菜を分けてくれる優しいおじちゃんおばあちゃんがいたり、おばあちゃん達と井戸端会議したり、、、とにかく私達を気遣ってくれる人がたくさんいる。
子育ても近所の皆さんが一緒に息子くんを育ててくれている。

素晴らしい環境だ!

そんな街中じゃ考えられなかった生活がここにある。

もっと正直に言うと、仮住いの家は傾いてるし、すきま風はすごいし、なんなら脱衣所なんてない(笑)だけど、今やそんな事さえスペシャルに想える程かけがえのない大切な私たちの居場所になっている。

彼も1年間の研修を終えて、今年の春から漁師として独り立ちして操業を始めました。

晴れて漁師に!

私も晴れて漁師の妻!(笑)

漁師の妻で歌唄いってヤバくね?w



とま、話は戻りまして


島に移り住んで私が感じたことは、

見栄を張らなくていい
ありのままの自分でいられる
「心の平和」

と同時に

「人は無い物ねだり」
なのだと改めて強く感じました。

私達には輝いて見える景色も日常も、地元の人にはなんてことない日常。
島での暮らしが嫌で島を出て行く若者も少なくはない。
そこへやって来た私たち夫婦。最初は警戒もされてたかもしれないけど、今ではご近所さんみんなが家族みたいに温かい。


はじめは旦那はんの夢で引っ越して来たのだけど、今では私たち家族の夢がここにある。

私の新しい夢を芽生えさせてくれ、希望や楽しみを持たせてくれた旦那はんに感謝だ。この気持ちは大袈裟でもなんでもない。

都会で暮らそうが田舎で暮らそうが
大きな家でも小さな家でも
大切なのは心の豊かさ

その豊かに育った心が、また新たに行くべき方へ導いてくれると私たちは信じている


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前置きは長くなったけど、
実はそんな私たちの小さな人生の軌跡を「歴史街道」という本の中で特集をして頂いています。

漁師として島で生きていくと決めた1人の男の新たな人生の始まりを見届けてやってください。

この本は全国誌

8月6日発売

全国の書店(一部コンビニ)にて購入できます!

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島の風景や彼の仕事の様子など写真付きで詳しく紹介して下さっています。
(私や息子くんも少し載ってるよ!)


取材してくださった、大好きなカメラマン松尾 純さんにも感謝です

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松尾 純さん

ありがとうございます☆




余談になるけど、今月は私も旦那はんも雑誌に掲載されるという不思議な偶然w

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はははははー
おもしろ夫婦でございます。

気になる方は是非書店でお手に取ってみてくださいね





田舎暮らしも
いいもんですよ!!




これが私たちのNEW LIFE

ETAJIMA LIFE