機種紹介:デートライン銀河Ⅱ(興進産業)

デートライン銀河Ⅱは、1989年(平成元年)にリリースされた興進産業のパチスロ機で、同社の人気シリーズ「デートライン銀河」の後継機として登場しました。オリジナルの「デートライン銀河」は1989年8月に販売された2-2号機でしたが、その流れを汲む形で、筐体や基本的なゲーム性を引き継ぎつつ、ボーナス確率などのスペックがブラッシュアップされた機種として展開されました。

 

ゲーム性と特徴

1. 操作系と筐体特徴
デートライン銀河Ⅱの一番の外見的特徴は、レバー式ではなくボタン式スタートを採用していた点です。従来のスロットとは異なる操作感が、当時のユーザーの間で話題になりました。

 

2. リーチ目と出玉体験
デートラインシリーズ伝統の多彩なリーチ目は本機でも健在で、プレイヤーが図柄や成立条件を観察しながら打つ楽しさは初代から継承されています。多数のリーチ目パターンを覚え、実戦で活かすことが醍醐味の一つでした。

 

3. 裏仕様・36段階設定バージョン
当時のホールでは、「36段階設定・貯金タイプ」と呼ばれる裏仕様が存在したとの証言もあり、通常とは違った挙動で長時間のハマリと爆裂出玉が体験できるバージョンが語り継がれています。このような裏モノ仕様は、当時のスロット文化や設置現場の自由度を象徴するエピソードです。

 

総評:レトロスロットとしての魅力

「デートライン銀河Ⅱ」は、1980年代末から1990年代初頭のパチスロを象徴する機種として、今でもレトロファンから語り草になる存在です。初代の持つ個性的なリーチ目体験を引き継ぎつつ、操作系やスペック面での調整が施された3号機世代の名機として評価されることが多く、現在でもコレクターやファンの間で話題に上ることがあります。

 

製作依頼コイン不要機+オートプレイ機

最近のレトロ台ブームの影響でコイン不要機とオートプレイ機の製作依頼がとても多くなってます。今回は常連さんの依頼でデートライン銀河Ⅱを製作開始しました。

最初にセレクターやベットボタンとホッパー系のコネクターの型番探しです。廃盤にはなってなかったので少し多めに発注しました。

明日からセレクターやホッパーの信号をオシロスコープで測定しようと思います。

今日のところはここまで・・・