「FUN LETTER」vol.16 | My-Hero

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ヒーローに憧れた夢。

真っ白い封筒に、青空の便箋

黒いペンで

「拝啓」から始まり

「また 書きます。敬具」で終わる




拝啓 ヒーロー様

こんにちは。最近は寒暖差の激しい毎日が続いていますが、体調を崩されたりしていないでしょうか。お体にはどうぞお気をつけください。

さて、早速ですが本題に移らせて頂きます。私事ではありますが、この度、新たな発見をした次第でございます。これは結構スゴイことだと、自負しております。

と言うのも、今までは端から別々のものとしてしか認識しておりませんでした。先入概念からか、見ようとしてこなかったのかもしれません。しかしながらその盲点も、今回の舞台がきっかけで如実に現れてきたのです。

レポートもなんとかまとまりましたので、明日実践したいと思います。ヒーローの目に留まり、役に立てたら幸せです。




これさぁ、見て。スゴない?

おあー、スゴイなぁ。女性の方かな。

書いてる内容がスゴイわ。

なに?皆さん。なんの人?

ほんまやなぁ、何されてる方なんかな?


これ、書いてくれたん、君やんな?

え…

これ、ありがとぉね。

あ、はい。


後悔せぇへん?

はい。


あ、でも、やっぱり止めときます。

分かったよ。


後悔しそうやった?

そうじゃないんですけど。私が、ヒーローの後悔になったら嫌だから。

俺も後悔せぇへん。





「FUN LETTER」vol.16編 完。