『津軽百年食堂』 | My-Hero

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ヒーローに憧れた夢。

春の青森県、桜の弘前城。


津軽の大森食堂は、この地で百年の歴史を持つ。


季節が春になると、桜まつりが開催される。


森沢明夫さんの『津軽百年食堂』


森沢さんってだけで面白そうなのに、その上津軽だ。これはもう、読むっきゃない。





ここは、私が初めて一人旅をした地だ。
なんとも思い入れのある物語ではないか。
一人で縁を感じてしまう。

しかも、私が行ったときも丁度春。
でも、桜は散ってたんだっけ…



電車に乗って、青森駅で降りた。
弘前城まではバスで乗り継ぐ。

駅を出発して間も無く、お堀が見えてきた。
と、同時に車内は悲鳴に近い溜め息に包まれた。

何事!?と思い周りを見ようと思った矢先、私の口からも溜め息が漏れていた。

そこには何本もの葉桜が整列し、そのまま弘前城をぐるっと囲んでいるのだった。

全部満開だったら、どんな景色なんだろ

そう思っただけで、もう私の溜め息は空に消えた。
想像しただけなのに、私の顔には笑顔が咲いた。


広大な敷地は、歩くと心地好い風が吹く。

この季節、好きだ

城は思ったよりもこじんまりとしていた。
でも見た目はめっちゃカッコイイ。

日本を感じる城は大好き。
弘前城で、八城目だ。

日本全国、全てのお城を制覇してみたい。


夜は浅虫温泉で有名な旅館に宿泊。
津軽三味線の演奏会も開催してくれた。

昼間から、何度も耳にしたこの音色。
いつ聴いても、力が湧いてくる。

なんでだろ、不思議だ。
不思議だけど、確かな響。

温泉サイコー。
料理もサイコー。

極めつけは、青森ヒバのアロマオイルマッサージ。

全身で青森を吸収。
極上のリフレッシュ。

青森サイコー!!


翌日は、朝ご飯からこんなにしっかりと。
美味しく頂き、良い1日のスタート。

ねぷたを堪能。
こんなに大きいのー!?バビッた。

いや~それにしても、青森いいねっ。
桜は散ってたけど、私の心は満開ー。





そんなことを思い出しながら、懐かしくあっという間に読んでしまった。


森沢さんには、いつも泣かされてしまう。


こんな素敵な言葉を並べられたらなー。


私にも、そんな力があったらいいのに。


森沢さんの言葉は高尚だ。


尊敬している。



ヒーロー、

ぜひ一度読んでみてください。

どれもとっても素敵な物語なんですよ。

心が満開になります。


さてさて、私は次何読もっかなー。
なにかおすすめ、ありますか?

では いってきます。