運命の女神。 | My-Hero

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ヒーローに憧れた夢。

目映い光に覆われた、金色に輝く幸せの輪。そんな輪っかを頭の上に乗せた女神が、今、私の目の前を飛んでいった。一瞬の出来事に、目をパチクリさせながら辺りを探す。しかし、何処にもその姿を見付けることは出来ない。なんかの虫?だったのかな。


今日は土曜日ということで、仕事はお休み。最近の梅雨の合間の太陽は、もう夏みたいに元気いっぱい。頭をジリジリ焼かれてるみたで、髪の毛のダメージが気になっていた。


昨日は花の金曜日だったから、帰りはけっこう遅くて、寝る時間もそれに合わせて遅くなった。いつもだったら午前中は寝て過ごしたいところだけど、今日は美容室に行きたかったので、睡眠もそこそこに活動開始。


生え際のカラーも気になってきてたので、染め直してもらった。そして、当初の目的であったダメージ補修のトリートメントもばっちりしてもらう。そっと手で触れると、なんとも柔らかい髪の毛。気持ちいい。気分もなんだか爽やかに。


スキップしながら自分の車の前まで来た。私の髪は綺麗になったけど、車、そこそこ汚いな。よしっ、洗車しようじゃないか。とことん汚れを落としてあげる。いつも頑張ってくれてるもんね。


キレー、見違えたなぁ。運転してても気持ちがいいな。あとは、近頃の強い雨脚に、ワイパーも悲鳴を上げていたっけ。取り替えてあげるか、奮発して。


今日は雨が降らなかったから、newワイパーの本気は見てないけど。試運転の感じは、なかなかいいぞ。早く本領発揮できないかなー。もう次の雨が楽しみだなー。


デトックスな1日を送った私は、夜はお洒落なお店でディナーに舌鼓。久しぶりに、めっちゃ充実した日だったな。


女神を見たのはそのとき。幸せの輪っかをピカピカ光らせて、女神はすぐに見えなくなった。だけど、私の目の前には一人の男性が。この方が、私の会いたかった人?私の待ってた人?


だとしたら

今飛んでったのは

運命の女神。

初めまして、女神様。

私もヒーローのように

誰かを笑顔にできますか。


尊敬する気持ちが
私は好きに繋がってゆく。

では いってきます。