真っ直ぐ生きようと、心に誓う。平凡でもいい、特別なことなんてなくたっていい。普通に生きることが、この上なく一番の幸せ。
平凡でなくなったときに、初めて気付く。普通でなくなったときに、改めて分かる。
想像する能力があるにも拘わらず、何故か人間はそれを活用しようとしない。私は、今まで想像もしていなかった明日が来ることに怯えている。
こうでありたいと願うから、叶わなかったときの絶望がある。だとしたら、理想を捨て、現実をありのままに受け入れさえすれば、落ちることはなくなるのか。
けれども人間は、幸か不幸か、希望を無くすことは出来そうにない。夢を見る生き物であるから。夢を見、信じ、追いかける。それでも手に入らなかったとしても、自分を呪うことはあっても、決して夢を恨んだりなんかはしない。
頑張ってみても、必ず成功するとは限らない。そんな条件を突きつけられ、それでも尚夢に向かって頑張ることは、誰にでも出来ることじゃない。夢を見るのと、目指すのとでは大きく異なる。
ここに、新たな夢へ向かって歩みを進めようとしている男がいる。そんな彼に、私は尊敬の念を抱く。彼は優しい心の持ち主だ。自分のことよりも、先ず相手のことを考える。自分の幸せより、相手の幸せを優先する。そして、自分も諦めない。自分の夢も捨てたりしない。
不屈の決意で、彼は走り続ける。
私は彼を応援したい。そんな今現在の彼のラストステージを、しかとこの目に焼き付けたい。高く飛び、声を放つ。最後まで、精一杯応援するぞ。
ヒーロー、
貴方もきっと彼の側にいますよね。
一緒に飛びましょう。
一緒に彼の勇姿を見届けましょう。
そして、これからも
彼を応援していきましょう。
ヒーロー、貴方が
ずっと彼等を応援してきたことを
知っています。
ラストステージも、みんな輝けるように
一緒に応援しましょう。
ヒーロー、
貴方の姿は
彼にも心強いはず。
私もちゃんと見届けます。
では いってきます。