ファンレター | My-Hero

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ヒーローに憧れた夢。

拝啓 郵便屋さん


私の手元を離れて

どれくらい経ったら

貴方へ辿り着くのだろう。



想いを綴ったファンレター

本当に、届くといいな。

ココロを込めたファンレター

目に留まったら、いいのにな。



たとえ

本人まで渡らなくても

私の気持ちは

変わらない。


ずっと応援しています。



また

手紙を書きます。


何通も書いてたら

ひょんなことから

一通くらい届くかも。



もしも

貴方の手元に届いたら

きっと

貴方は読んでくれる。

忙しいとは思うけど

電車の中で読めるかな。

手紙がきたら

都合良く

移動系の仕事にならないかな。



けれども

ファンレターの本質は

そこではない。

実は

書いている“とき”こそ肝心。



それは

相手を想うから。

思い浮かべて

考えて、想像し

頑張れって

ココロでエールが巻き起こる。

その“とき”がファンレターの真情。



だから

郵便屋さん、お願いします。

いい具合に

良き塩梅に

ヒーローが電車に乗る直前に

ファンレターを届けてください。



13日の夜にポストへ投函したから

向こうには、もう着いてるはず。

そのあと

どうなったかなー

もしも

読んでくれたのなら

どっかで

発表してくれないかな。



と、厚かましい願望は置いといて。

いつかの、ひょんを信じて

必ず

絶対

また 書きます。                                         敬具