ナンシーNancyからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。
ご縁をいただき、ありがとうございます。
すっかりご無沙汰してしまいましたが、いかがお過ごしでしたか?
まずは
明けましておめでとうございます
Bonne Année !(ボナネ!)
旧年中は、こちらのページにお立ち寄り下さり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今、夫の田舎であるナンシーに来ています。
(青い星は今住んでいる辺り)
Nancy中心のクリスマスマーケット🔽
昨年5月に定年で帰国した夫は、17、18歳で実家を出て以来、いつも仕事でクリスマスに戻れなかった為、クリスマス帰省を計画。
「実に40年以上ぶり」と、張り切っていました。
ナンシーには母、姉、弟2人、妹と友達もいる為、10月頃早めに連絡。
次々に食事会がセッティングされ、皆が楽しみにしている様子が伺えました。
その一方で、夫が計画していたことがもう一つ。
それはスキーのインストラクターとして働くこと。
夫はキャリア後半メンテナンス関係の仕事をしていましたが、若い頃は、夏はメンテナンス、冬はスキーのインストラクターとして働いていて、定年前から「定年後もスキーの仕事はしたいなぁ」とよく話していました。
私はよく知りませんでしたが、フランスでスキーイントラになるには最低6年はかかる、結構まともなお仕事。
スポーツ界において、乗馬、ヨットと並ぶ3大難関国家資格とのこと。
学校の部活がないフランスでは、スポーツをする人は個人的にクラブに所属しますが、スキーの資格を目指していた時代の仲間とは、それこそ6年間同じ釜の飯を食った仲。
強い絆があり、彼が離れていた間、スキーを続けていた友達もたくさんいて、「もし働きたいなら連絡して」とよく連絡が来ていました。
彼もその気になり、色々調べてみると、資格は5年ごとに、健診を受けて更新する必要あり。
健診は、総合医の一般的な検査の他、軽い運動をしている間の心臓の働きをチェックする検査あり🔽
(電極を身体の数箇所につけた状態で、約10分の自転車漕ぎ)
心電図検査の予約をお願いした時には「年内はいっぱいだから、年明けになります」と言われたものの、「仕事で必要なので、できるだけ早く…」と言うと、便宜を図ってくれ、12月初旬に決定。
その他書類も大急ぎで集めて、なんとか12月15日に全書類を提出しました。
それでも、書類ごとに時間がかかることで有名なフランスなので、いつが出ることやらと思っていました。
すると、超意外なことに、17日にはライセンス仮発行との連絡。
喜び勇んだ夫が、友人のところに連絡すると「人手不足ですぐにでも来て欲しい」とのことで、一年の中でも最繁忙期のクリスマス〜年末年始に働くため、急遽23日に山入りすることに
仕事とは言え、本人も旧友と一緒に働けること、12年ぶりのヨーロッパスキーに大喜び
私も薄々そうなる予感はしていたので、どうぞと気持ち良く送り出すことに。
家族に連絡すると、がっかりする反面「あんたらしいわ」って。
と言うことで、私たちは、予定通り19日にマンサックを出発。
車で8〜9時間の長距離のため、小休止にディジョンの親戚宅に2泊後、21日にナンシー到着。
21、22日はランチ、ディナー、ランチ、ディナーと招かれ、その翌朝には旅立ちと、夫は嵐のように過ぎ去って行きました。
急な予定変更でバタバタし過ぎて、考える暇もありませんでしたが、ふと気づけば、私は義母と2人暮らし
義母は85歳。
頭は超しっかりしていますが、150cm、120kg辺りで、もうだいぶ前から一人での身動きが難しい状態。
特に仲が良いわけでも悪いわけでもありませんが、健康面で少し緊張しています
それにしても、今回久しぶりに親戚の中にいて、改めて得た、日仏の違いはじめ諸々の気づきあり。
少しずづシェアさせて頂きたいと思います。
ではまた次回、À la prochaine !(ア・ラ・プろシェンヌ!)