*クラスが騒然となった中国のシステム | *Blay典子の世界日記*

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四半世紀のリゾート暮らしを卒業後、ディープなフランスで生活しています。父が他界した2004年から始めたスピリチュアルな学びや、浮世離れした日常から見えて来た世界、多文化の中で学んだ事、フランスの田舎暮らしなどなど、私の世界のお話を綴っています。

 モンペリエからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。ご縁をいただき、ありがとうございます。

 

 今日も学校のお話。

 

先週のクラスメイトは、日本人1人、韓国人2人、中国人1人、スイス人2人、ロシア人1人、コロンビア人2人、ブラジル人1人と国際色豊かでしたが、そんな中、先週クラスが騒然となったのが、中国の信用スコアというシステム。

 

 なんでも、中国人には一人一人に基本となる持ち点があり、その人の属性(収入、年齢、勤務先など)や素行などで、スコアリングされるのだ言う。

 

この説明をフランス語で「さらっと」聞いて、ピンと来なかったけれど、動画で見て初めて、皆がそのシステムの重大さを知った。。。

 

 

 (フランス語)

 

動画によると、飼い犬1匹につき−2点滝汗水道メーターをごまかすと−2点滝汗木を切ると−50点滝汗ポーンチーン

 

他にも税金支払いの遅延や滞納、公共交通機関の不正乗車、ゴミのポイ捨てなども減点対象となる。

 

減点が重なり、ブラックリストに載ると、起業不可、引越し制限、子どもの私立学校への入学禁止といった節目になる事柄からオンラインで電車のチケットを買えなくなるという日常的な事まで制限をされる。

 

反対に、善い行いをすると加点され、一時金が出たり、プレゼントが贈られることもある。

 

 クラスでは、もちろん直接中国人のクラスメイトに言わなかったけれど、国に個人の生活を完全にコントロールされているという同じ認識で、皆「ゾッとする」「絶対無理・・・」などと話したけれど、当の中国人は「スコアはとても大事」と真顔真顔

 

動画内の女性も「これのおかげで、悪いことをする人が減った照れ」とポジティブに捉えていて、それにまたおったまげたポーン

 

また、中国ではお年寄り以外はスマホを持っていて、スマホでの支払いも至極普通だそう。その便利なツールが、国が国民をコントロールすることに使われていることは全く意識していない感じ…笑い泣き

 

14億近い国を統制するのは大変だとはいえ・・・滝汗

 

中国に生まれていたら、それはそれで幸せがあると思うけど、今生は、色々な意味で日本に生まれて良かったなぁ照れと思います。

 

 ではまた次回*A la prochaine !(ア・ラ・プろシェンヌ!)