立佞武多のパンフレットに、
書かれていた文章。
めちゃくちゃ響いたので書き起こしてみた。
  
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「立佞武多」
  
それは五所川原人の「もつけぶり」(馬鹿さぶり)
気概を計る上で大きな要因だ。
  
何事にも大風呂敷を広げ、
言ったからには実行せざるを得ない。
  
やるからには、思いっきり、派手に、笑いと
馬鹿さ加減をともにして。
  
危ういプライドと焦りをともなって、
何度も何度も後悔し直す。
日に日に、広げた風呂敷の大きさと形が見えてくる。
  
結果は思った以上の喜びの形。
ほめ言葉は「よくやったな」の思いを押し殺して、
「まんず、もつけだいな(馬鹿だな)」
  
何につけても五所川原人、
そして津軽人を表す言葉は「情張り」
  
でかい事、派手な事が大好きで、
やりたがりで、言ったことへの後悔と、それを
うち消すために「剛情」を張る。
  
「立佞武多」は、先人達の意地と気概。
「情張り魂」を思い起こさせてくれた。