烏丸氏のとんでもない言い分。

私が○○氏を信用しないのも、宗教差別がしたいわけではなく、明らかにキリスト教右翼に近しい思想を持っていながら、自身の信仰を明確にせず、反「ジェンダーイデオロギー」を繰り返し主張し続けているからです。


 いったい何を考えているというのか。確かに笑うしかないようなことを言う人です。
 なぜ、ツイートをするたびに、いちいち自分についての情報を公開しなければならないのか、私にはまったく分かりません。

 ジョン・マイケル・ベイリーさんの例をご存じでしょうか。
 参考までに、彼の著作『The man who would be queen』のPDF版へのリンクをはっておきます。

The Man Who Would Be Queen

  ついでに、ベイリー/ブランチャードが運営しているサイトのご紹介。
 こちらは当事者たちからのコメントも含めて、資料が豊富すぎるほどで、私自身いまはまだ全然追いつけていません。

4thWaveNow

 ベイリーさんの本が出版されるや、TRAからの凄じい攻撃がありました。この時も、デマをネタにした誹謗中傷を浴びせかけました。ベイリーさんの子供たちの写真をネットにアップまでするという悪質さです。子供たちをabuseしているというデマとともにでした。
 また、研究対象者とベッドをともにしていたというデマも触れまわりました。

 幸いなことに、同じ大学にアリス・ドレガー氏が在籍していて、詳細な事実チェックを行い、TRAたちの言いがかりが事実無根であることが証明されました。
 ドレガー氏によれば、この時に暗躍した「活動家」たちというのは、非常に少人数の者に過ぎなかったとのこと。
 
 要するに、彼らは書籍の内容について「反論」したのではなく、書き手の人物破壊を行い、信用を失墜させることを狙ったのです。
 マイケル・ベイリー氏は幸運だったと言わねばならず、他の多くの反トランス論者が大学から追われるなど、職を失うにいたっています。それがこわくて、医者もセラピストもどんどん沈黙していくようになっているのが現在であるようです。

 ドレガー氏の本『Galileo's Middle Finger』の序文に、上記の騒動について書かれています。無料サンプル版に、この序文の全文が収録されていますので確認することができます。

 

Galileo's Middle Finger