もともと定期的に通う必要のある

脳外科、内科、泌尿器科に眼科。

歯医者にも行く。

 

どこもだいたい3か月に1度なのだが、

最近特に見えづらい、不便だから

今まで避けてきた白内障の手術を受けたい、

というので、かかりつけの眼科を受診した。

 

診察の結果、原因は、眼底出血。

他の病気のこともあるし、希望する白内障の手術も、

結果的に効果が得られるかわからないから、

普段診てもらっている総合病院にある眼科で、

これからのことの相談をした方が良い、ということで

あっさり医院を変えることになってしまった。

 

倒れるより前から白内障の治療はしていたけど

手術は怖い、とずっと点眼薬でしのいできた。

ようやくその気になった時には、父の体調が調わず

(思えば、がん発覚の直前だった)

先送りにしているうちに、手術しても見えるように

ならないかも…という事態になってしまった。

 

母はもう10年ほど前に、健康診断の眼底検査で

白内障の気があり、と診断され、すぐに眼科を受診。

まだ急がなくてもいいけど、と言われたものの、

元気なうちにやる!と決めて、さっさと手術をし

今も快調な視力を保っている。

何でも元気なうち、できるうちにやらなきゃ、と

今更ながらの教訓に、父は何を思うやら。

 

結局、新しく診てもらった眼科医は、

ほぼ丸投げでやってきた私たちに同情しつつ、

一から検査をして、できる限りの治療をしましょう、

と言ってくれた。

こういう症状によく効く注射はあるけど、

父の病状では、副作用によって死に至る危険も

あるため、できないとのこと。

 

薬剤の注入で様子を見ることになり、

2週に1回の通院が決まった。

読むことが好きな父。

少しでも見えるようになることを祈る。