読むかどうか迷う〜!と言っていた

青山美智子さんの『月の立つ林で』。


読んじゃいました。


悩むのにも疲れたので、
もう読んでしまおう!と思いまして。
昼過ぎから読み始めて、
先程読み終えました。

予想通り、面白かったです!
青山さんの作品はどこかで人と人が繋がってる
短編集が多いのですが、
今回はその役割をポッドキャストが担っています。

ポッドキャスト、って
あたしはあまり馴染みがないので
少し興味を持ちました。
お話の中では、一章の「誰かの朝」が好きです。
主人公の怜花さんと自分を重ねてしまいました。
看護師の仕事に疲れて退職し、
将来への不安と同時に新しいことを始める事に
躊躇してしまう気持ち。
もちろん、同じではないですが
なんだかちょっと分かるなぁ、って
思うところがあって。

自分の置かれている状況に、
困惑してもがいて悩んで、
でもいろんな人や物の優しさとか愛に気づいて。
少しずつ前を見ようとする、
それぞれの章の主人公たちに励まされます。



また、本が読めるようになってきたかな。
多分これからも体調悪くなって
読めなくなる時は来るんでしょうけれど。
でも悪い時ばかりじゃないから、って
そう信じていきたいと思います。

明日は図書館へ行かなくては。
読みたい本は尽きません。