あれからどれほど私は眠っていたのか
意識がない間の出来事は
何が起きたのかも
何が変わって行ったのかも
何が失われたのかも
何もわからない
ひたすらに眠り続け
ただ病気が良くなって欲しい
そう願うばかり
私の周りの人達はずっと帰ってきてくれることを
祈ってくれていて
学校の友達は私の机に御守りを何個も飾って
会えない時間でも忘れないでいてくれた
主治医の先生は
どうすれば良くなっていくのか
どの治療法が合うのか
最善を尽くしてくださった
私の病室は
ただひたすらに人工呼吸器や点滴の機械音
しか聞こえない空間
窓の景色は
秋の紅葉から葉が落ちて
真っ白な雪に包まれていく
そんな時でした
ゆっくりと私の瞳が空いたのは