文字通り、ご無沙汰しております。


私はこの間、実に忙しく、寝食を忘れる生活でした。


半年前に靭帯断裂した後遺症のため、歩けますが、走ることができません。ただ、私の特技は、学生時代に友人に鍛えられた早歩き。スポーツ万能(?)の子供達を驚かせるくらいには、痛いながらも歩けるようになりました。まだ、階段を降りる時に痛みがあり、自転車も疼痛のため乗れません。また、リハビリとして泳いでいますが、キックが入りません。すこん、と水が抜けてしまう感じ。悲しい。


思春期の子から、まだオムツを意図的にしている末っ子まで(「ママ~、おしっこしたいからオムツはくね。」「おトイレには行かないの。今、ママにお絵かきしてるからね。(にっこり)」)、幅広く、子育て悩み中。先ほど、子供達に宛てて反省文&謝罪文を書いてきました。


そんな私。今年度は、受験生二人に入学と入園、全てが重なりました。


さらに下の子達の習い事が増えました。スポーツとピアノですが、スポーツに関しては何故自ら大変な道を選ぶ?という感じ。お友達に恵まれ、深みにはまって行くくらい楽しいのは良いことですね。お月謝を度外視すれば。。。


私はAI相手の英語チャットでは物足りなくなり、インスタで海外の英語の先生達をフォローしました。


試行錯誤して私に合う先生達を探し、毎日、問題に回答したりコメントを書き、英作文の添削やボイスメッセージで発音のチェックを無料でしてもらっています。ありがたいことです。時間が合えば(時差を実感)、ライブレッスンにも参加しています。A4の学習ノートは5冊目になりました。先生ではなく、個人的に友達になった人もいます。


もともと英会話は趣味で、一人で海外旅行をして現地でホテルを変更したり、飛行機や長距離バスなどの予約を取る程度の英会話はできましたが、スラングを始めとする雑談の語彙力がありませんでした。あー、もっといろんな話をしたいのに、と、欲求不満でした。


最近はイギリス英語にも慣れ(ウェールズはだいたい。スコットランドはまだまだ勉強せねば。)、スマホも基本的にはキーボード(?)が英語になってしまっています。イギリス英語、アメリカ英語、と言っても、地域によりかなり言葉は違いますが、おそらく、多くの日本人が慣れているのはアメリカ西海岸のアクセントかな?と思いました。


驚いたことは、特にヨーロッパや南米には、何ヵ国語も話せる人達がこんなにたくさんいるんだ!と痛感したこと。


母語が英語だと思っていた人達が、母国(母語)はスペイン、イタリア、ポーランド、ロシア、フランス、ドイツ、チェコ、ハンガリー、ウクライナ、トルコ、カザフスタン、イラン、クウェート、中国、インド、チュニジア、ブラジル、アルゼンチン、フィリピンなど(私がフォローしている先生達の出身地の多い順。イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、アイルランドを除く)、多岐に渡っているのが当然で、びっくりです。むしろ、英語しか話せない人がいない!?


日本人はなぜ英語に苦手意識があるのだろう?と質問したら、「英語を習得する必要性をあまり感じていないのかも。」と言われ、納得しました。


ロシアやイスラム諸国の皆さんは、英語教育以外に、流暢な英語で命懸けでメッセージを発信することがあります。冗談抜きに、命懸けです。日本では当たり前のこと、または日本でも遅れているけれど、少なくとも言論の自由が守られていることを言っているだけなのに。


また、生活をかけて必死に真剣に英語を勉強している人達の多さに、趣味で勉強している自分がいかに恵まれているかを知りました。


子育てや更年期障害、睡眠障害、足の痛み、私自身の生き方も真剣な悩みですが、世界中には、そもそもネットで英語学習ができる状況ではない人達の方が多いことを、痛感します。ネット上で「世界中」なんて言っても、ネット環境下にない人口の方が多いのではないでしょうか。


ジョン・レノンの『イマジン』、改めて、簡単なはずなのに、かくも難しいことを歌っているとは。人間は、長い歴史からあまり多くを学ばない、愚かな生き物です。誰とでも仲良くはなれません。譲れない価値観もあります。でも、互いの違いを知ろう、理解しようとする努力をし、互いの文化や価値観を尊重しようとする姿勢こそ、平和への一歩だと思います。


子供達にも、英語(に限りません)を通じて、未来を担う価値観や考えを学んで欲しいと願っています。