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Blast900のピナレロ生活

いつかカッコいい自転車乗りになるために。

乗らずにインプレッション の第5弾は、DOGMA 2。
ここ最近、雨、仕事の忙しさ続きの日々で、全然自転車乗れてませんが、
乗らずにインプレッションは復活です。

泣く子も黙るDOGMA 60.1に「CFD数値流体力学シミュレーション」
によって、更なるリファインを加え、空力特性、剛性、
美観を高めるほぼ全ての手だてが採られたNew DOGMA!

Blast900のピナレロ生活

もともとグネグネした造形が特徴のDOGMAだが、
フィンの追加/削除、アシンメトリー化の推進により、
さらにさらにどんどんグネグネしてきた。いいぞー!

細かい変更点はオフィシャルウェブサイトをご参照ください。
ピナレロハイエンドの走りの本質についても、
私なんかより、よっぽど信頼できるジャーナリストの方々のインプレ記事が
最近の自転車雑誌に載っているので、そちらの方が価値があるでしょう。

僕が感動したポイントは、DOGMA 2は、
DOGMAの方向性を踏み外すことなく進化していること。
この一点に尽きる。ピナレロが「DOGMA」を自社製品の最高峰として
とても大切していることが分かり、うれしく思う。

マーケティング主導のモノ作りが先行すると、
ふつう、没個性のつまらないモノが生まれる。
(それは多くの工業製品がすでに実証している。)

自転車の世界も同じで、消費者の意向、流行の技術や素材、
規格を無視して創ることは難しいので、自然に似たようなルックス、
似たような性能の自転車が世の中に増えていくのだ。

でもそれらは、日進月歩の高性能をリアルタイムで身にまとい、今っぽく、
カッコよく、そのわりには価格が手頃...になることが多いので、
消費者としては文句を言いにくい.....

と、昨今の多くのメーカーは思っているだろう。

それは大間違いだ!

自転車は工業製品であると同時に、人に一番近い乗り物。
きっとみんな、そこにブランドのオーラとか、哲学とか、信念とか、
魂とか、憧れとか、目に見えない何かを本当は求めているのだと思う。
だから、安易に廉価版を出してくるあのブランドや、
今まで作り上げてきた「自分らしさ」を安易に捨ててしまった
あのブランドには、本当にがっかりさせられる。

ピナレロは素晴らしい。

今や大企業となったピナレロは、
もはやトレヴィゾの工房というイメージはなくなったし、
「やけに商売上手だな...」と思わされることもたくさんあるけど、
最先端のレーシングバイクとして進化させながら、
DOGMAのオリジナリティをかたくなに守り続けている。

自分が何者で何をすべきか、自分でよくわかっている。
それがピナレロのかっこいいところなんじゃないかな。

DOGMA 2は、プロ用レース機材でありながら、
僕レベルの体力/脚力/経験でも乗りこなせる自転車。
だからといって誰にでも似合うわけじゃない。

ピナレロをよく理解し、愛している人にこそ似つかわしいバイク。
また、そんな人とともに走るDOGMA 2が一番かっこいい。

僕もいつかなれるかな?