※本投稿内容は私個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。
中学2年の時、バスケ部の試合でブザービーターを決めた。
そこからずっと温めておいて、中3の夏休みの宿題。『作文』にしたためた。
『ビーーー』
試合終了のブザーが鳴った。人差し指と中指にかすかに感覚を残して、ボールはゴールに吸い込まれていった。ブザービーターだ。
から始まる会心の出来。これはなんとか賞もらうレベルだなと確信した。
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選ばれた作品は『盆栽とゲーム』。
おじいちゃんの趣味である盆栽と、筆者(同級生)の趣味であるゲームを関連させながら、世の中に疑問をぶつける平成最高の作品だった。
その当時、ゲームで敵を倒していくのが好きで、本当に人を倒したくなって、実行してしまった-というニュースがあった。らしい。
盆栽で枝を切り落すのが好きで、本当に人の腕を切り落としたくなって、実行してしまった-なんてニュースは当時も今でも聞いたことない。
大人はひとくくりにゲームはダメだというが、ゲームといかにして向き合うか、が大事なのだ。
とゲームの素晴らしさを説いていた。
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私もゲームは好きだ。
現実世界ではまったく成長しない自分が嫌で、ゲームに逃げた。
やればやっただけ成長していき、いとも簡単に敵を蹴散らせるようになる。
最近のスマホゲームは、ガチャという飛躍的に強くなれるチャンスが与えられる。
しかも課金すればするだけそのチャンスは無限に与えられる。
そうして十分強くなって一通りのゲームを遊び終えると、次のゲームに移っては同じ繰り返し。
現実に戻っても自分はちっとも成長していない。
だからゲームをやめて、勉強とか情報収集の時間にあてることにした。
まだちっとも成長していない。
ゲームもたまにはやるけどね。
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マキシマム ザ ホルモンの『予襲復讐』『鬱くしき人々のうた』いいよ。聴いてみて。
中2のまま止まってしまったその想いは、許すだけなのです。
一生懸命生きなくていい、0.5生懸命でいいんだって。