今年もよろしくお願いします。
昨年は大変でした。
公私ともに。
自分の未熟さを痛感しました。
だからその分
今年は全開で頑張りたいと思います。

10年目を迎えました箱根駅伝観戦記、ご愛読ありがとうございました。思いの外反響をいただき驚いております。これからも20年30年40年50年と続けていけたらなぁと思います。
そんな愛する箱根駅伝ですが、やはりそろそろ5区山上りの距離短縮をしなければならない時期にきたように思います。いやむしろ遅いぐらい。
今年は青山学院の圧勝劇で幕を下ろしました。もちろんその圧倒的な強さは認めつつ、やはり今年度の王者は駒大だったかなぁと。特殊区間のない全区間平地の全日本大学駅伝での際立った強さ。自力では駒大が頭一つ上。それでも敗れてしまった箱根駅伝ではどうしても山上りのウエイトが大きすぎる。青山学院の新・山の神の神野くんは本当に凄い。ただ、その結果彼一人で勝負が決まってしまいました。確かに区間賞3つの復路優勝は立派ではありますが、2位以下を大きく引き離した圧倒的な力で他大学は心を折られ、逆に青山学院のライバルは記録のみになり益々生き生きとしてしまったのも事実。
山上り5区の距離が延びてから復路での逆転劇というのが明らかに減ってしまいました。“平成の常勝軍団”駒大と“復路の”順大が織り成す復路の逆転に次ぐ逆転が見られた紫紺対決の頃が一番面白かったなぁ。
そんなワンサイドゲームでレースとしての面白さに欠けた今大会のハイライトは、僕の中ではやはり1区かなぁと。駒大・中村、東洋大・田口、青学大・久保田、明大・横手の実力者による四つ巴の戦い。レース巧者田口の揺さ振りで集団は一気にふるいにかけられ、この4人だけが残るという20キロの長丁場ではなかなか珍しい前評判通りの最高に面白い展開。誰が勝ってもおかしくないという中で区間賞を奪取した中村。一度集団から離れたにも関わらずさすがとしか言えない精神力で逆転。涙が出るほど興奮しました。また2位に入った久保田も手術を経験し少し心配もありましたが、さすがに本番に強い。九州学院の頃からレースは絶対に外さない印象でしたから。
あとは注目されていた2区の村山兄弟対決。やはり駒大・謙太はトラック、城西大・絋太はロード向きなのかなぁ。その点東洋大・服部もロードに強い。本人は納得いっていないようでしたが、区間賞はあっぱれ。青学大・一色も見事でした。後方から虎視眈々と狙っている感がビンビンに伝わってきて、ずっと不気味だなぁ不気味だなぁと思いながら見ていたんですが、案の定後半に見せてきた強さ。展開を伺いながらの賢いレース運びでした。また1時間6分台も期待していたんですが、このメンバーでも届かないとはやはり三代、渡辺は凄いんだなぁと改めて実感。
さらに4区の1年生も印象的でした。世羅高では補欠だったにもかかわらず大学で覚醒し、あの駒大でレギュラーを掴んだ工藤。将来の2区候補として期待。そんな叩き上げの彼を密かに応援していたんですが、それを上回った青学大・田村。明治と競ったのが大きかったですね。
さて話を戻し、おそらく来年も青山学院の圧勝となるでしょう。神野が欠場するか、他に山の神誕生でもしない限り。そんな5区のみに振り回される大会で果たして良いのか。裏を返せば、弱小チームでも優勝もあり得てしまう。つまり極端に言えば選手としての能力を上げるのではなく、山に特化した強化さえすれば勝てるということ。本来マラソンを見据えた強化策として距離変更を行ったようですが、年々高速化する世界のマラソンから見たらただの的外れ。時代遅れ。そろそろ気付いてほしいものです。選手としての将来を考えていないどころか、大会としての面白さも欠いてしまっている近年の箱根駅伝。そろそろ気付いてほしいものです。