昼休みにみんなで桜を見ながら食事をすることになった。
昼食を会社近くのコンビニで買っていくことにしたのだが
上司がそのコンビニの店員と顔馴染みで
これから花見をしに行くことを話すと
サービスと言って人数分の飲み物を差し出してくれた。
ビジネス街ということもあるのか
その店員は中国人。
日本語は片言で
まるで友達かのように接してくる。
その分、客と店員の間に存在する壁はいくらか低いように感じられた。
客の僕らはそれを無礼と受け取るか、気さくと受け取るか。
そもそもコンビニでイチ店員が勝手にサービスしてしまうなんて考えもしなかった。
僕らはそれを悪事と受け取るか、人情と受け取るか。
日本人は何かとマニュアル通りに行動する。
僕もそうだ。
しかし昔ながらの情緒ある世界を
とある東京のビジネス街のど真ん中で垣間見た。
まさに今の日本人が見習わなければならない姿なのかもしれない。
その上司もよくこの中国人の店員に
立ち寄った先の鯛焼きなどのお菓子を持っていっているそうだ。
そういう人情味溢れる関係って素敵だな。