小さい子の習い事 | やさぐれママのブログ

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子育てはゴーイングマイウェイ!

長男は幼稚園の頃1年ぐらい空手を習ってた。

途中からお友達同士で入ってきた大柄な男の子たちが結構熱心にやってクラスは盛り上がってきたんだけど、
うちは体も小さいし、交代でインフルエンザにかかって練習にあんまり行けなかったりしてまわりに差を付けられちゃったし、
組手も痛かったりで、だんだんフェードアウトして辞めちゃった。

その時の話。

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空手をやってる間、お母さんたちは外で様子を見ながら待っているんだけど、
お母さんたちはおしゃべりだし、次男はじっとしてられないし、私にはとっても苦痛だった。
(もちろん待ってなくても良いんだけど、見てて欲しがってたし、時間も半端だから待っていた)


小さい子のクラスだから、大体みんな昇級試験は初めてだったんだけど、その試験が近づくとお母さん方は、
空手経験のあるパパに教えてもらおうとか、公園で集まって自主練しようかとか、そんな話をしていた。

初めての試験で失敗することがそんなにダメなのかな~
そんなに周りが手助けしちゃって大丈夫なのかな~
稽古で集中してやる力つけなくていいのかな~一体誰の習い事なのやら、、、
なんて思いながら聞いてた。

その熱心な子たちは後に試合にも出たりするんで稽古前に道場に早く来て練習をしていて、
先生も「自主練して偉い!」みたいなこと言ってたけど、
私にはあれ、一部の子を除いて、お母さんが練習「させ」てたように思えたけど、、、、


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昇級試験では、うちの子は元気だけは良くて、大きな声を出してたし、頑張りすぎてすっ転んだりして、ギャラリーの笑いを誘ってた。
(まだ怖いもの知らずだったこともあるけど、「長男の外向いた激しい性格が長所として表れたいい試験だった、たまの子育てのご褒美だな」と思った記憶がある)

その大柄の子のお母さんが試験後に
「(空手経験者の)主人が長男くんのこと絶賛してたよ、(型)出来てないのにできてるように見せるところがうまいって。出来てないのに!」
「(自分の子はボソボソしてたけど)まいーや、(組手で)最後の1人やっつけたから」
と言ってきた。

そんなに「出来てない」強調する?
はい、うちの子は全部「自力」でやってるし、そんなに稽古にも連れて来れないから、出来てないこともありますけど、それが何か?
それにこのお母さん、勝った負けたとか、出来た出来無いとか、そうゆうわかりやすい「結果」しか見えてないんだな、と思った。


やめる時はそのお母さんに対してはちょっと悔しかったけど、あの苦痛の時間が無くなったのは助かったな。
空手に限らないけど、習い事の待ち時間はなかなかの苦痛だった。

今は、まだ付き添うことも多いけど、不思議と楽になったな。


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あ、そうそう、中学生になったばかりぐらいの茶帯のでっかい強いお兄ちゃんがいたんだけど、
小さい子の稽古中お母さんに「ドア閉めな」と言われたら「え、閉めるの?」「お母さん、閉めていいの?」みたいな事になっててちょっとガッカリしたことがあった。

先生が、世界の大会なんかでも時差を気にせず試合ギリギリに渡航する海外の選手が逞しい、なんて言ってることがあったけど、
こうゆう逞しさは日本には難しそう。

ピアノだって「ぜひ本物を」「鍵盤の感覚が、、、」とか言うけど、だったらどんな鍵盤でも平気なように色んなピアノひかせれば良いんじゃないかな、とも思うし。


という私も十分過保護だろうけどさ、、、