パチンコ屋は、何とも不思議な空間です。
例えば、古本屋で年配の方が、
『新世紀エヴァンゲリオン』の漫画を立ち読みしていたり、
ゲームショップで、PS2の『ギャラクシーエンジェル』を購入している…という姿は、
まず見かけることはないでしょう。
しかしパチンコ屋では、彼らがこれらの機種を打っていても、
さして異様な光景とは思われません。
むしろ甘デジコーナーなどでは、ごく当たり前のこととしか認識されないでしょう。
もちろん、その方たちがそれぞれの原作に興味があるか…というと、
まずその可能性は無いわけですが…(笑)。
さて本日の話題は、先日の【ショート・ストーリー】と同じ日のエピソードです。
『CR新世紀エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~』の導入2日目の朝ですが、
この時、私の前には40代後半と思しき女性が3人並んでいました。
この3人、寒さの厳しい中でも非常に元気な様子で、
Aさん「…もうねえ、昨日も打っちゃったのよー」
Bさん「…私は待ってたけど、席が空かなかったのよねえ」
Cさん「…Y駅の××(店名)にもたくさん入ったのよー」
といったように、会話を弾ませていました。
やがて、その内の一人が持参した某パチンコ雑誌を開き、
3人で熱心にエヴァの特集ページを読み始めました。
Aさん「今回はアスカが主役だから、『アスカ予告』があるのよ」
Bさん「…シンジ予告みたいな感じかな?」
Cさん「アスカの暴走モード(正確には、『アスカ覚醒モード』です)もあるのよねえ」
うーん、アスカさん大人気(?)ですね。
これもある意味、不思議な光景ではありますが…。
しかし、そんなアスカさん以上に、彼女たちのハートをぐっと掴んでいるのが…。
Aさん「…それより、カヲル君よね、背景だとプレミアよ!」
Bさん「あと、喋れば当たりでしょ?」
Cさん「確変なの??」
はい、渚カヲル君です。
初代エヴァから、彼に関しては一貫した法則(?)があり…。
「カヲル君が喋る=当確」
とされています。
セリフ予告(CB予告)も、第一作こそ「……」という無言のガセ予告が頻発したものの、
それ以降のシリーズでは、
「無言でもSPリーチ確定(しかも熱い)」
となっています。
ようするに、カヲル君登場イコール、
「プレミア、ないしは激アツ」
ということなのです。
そういう意味では、パチンコエヴァを打つ人にとって、
「予告として登場してくれると、一番嬉しいキャラクター」
と言ってもいいでしょう。
その点、初代から一貫して寒い予告ばかりの、
『赤木リツコさん(30歳。ホクロがチャームポイント)』
とは、雲泥の差があります。
(いや、一応彼女にも熱い予告やプレミアもありますが…)
まさに、『パチエヴァのナンバー1ホスト』といった感じのカヲル君ですが、
それにしても40代のおば様たちにモテすぎです(笑)。
ここは池袋(乙女ロード)か??
そんなカヲル君ですが、次回作の、
『CR新世紀エヴァンゲリオン~最後のシ者』(ビスティ)では、
ついに主役となるそうです。
…おば様方の熱烈なラブコールが届いたのでしょうか??
ところで、原作アニメでは、実質全26話中の第24話にしか登場しないカヲル君ですが、
彼の名前には秘密(言葉遊び)があります。
…まあ、かなり有名なので、改めてここで書くことでもないですが、参考までに…。
(記事が少し短いから、豆知識で行数稼いでる、とか勘ぐってはいけません)
まず、苗字の『渚』。
これは、感じを分解すると『シ』と『者』となります。
第24話のタイトルが、『最後のシ者』となっているのは、これが由来(?)ということです。
『シ者』には、使者・死者という2つの意味が込められています。
次に、名前の『カヲル』。
これは、それぞれの字を50音の一つ前の文字に変えていくと意味がわかります。
カ→オ
ヲ→ワ
ル→リ
ということで、つまり『オワリ』ということを示唆しているのですね。
(カオルではなく、『カヲル』なのは、このため)
ということで、『渚カヲル』=『最後のシ者』と、なるわけです。
それにしても新作のエヴァ…。
きっとまた、あのおば様たちは列に並ぶんでしょうねえ(笑)。