昨年辺りから、

『1円(2円)パチンコ』

に切り替える、あるいはコーナーを設けるホールが急増してきました。

貸し玉の際に、通常のホールであれば、

「1玉=4円」

のところを、

「1玉=1円(2円)」

で借りることができる、というシステムです。


当然ながら、

換金率もそれに合わせて低くなります。

換金の際には、

「1玉=0.75円」

や、

「1玉=0.65円」

と、いうような店舗が多いようです。

(等価の店は、私はまだ見たことがありません)


さて、この『1円パチンコ』ですが、

最大のメリットは、

「安く玉が借りられるので、最初の大当たりを引くまでの現金投入を抑えられる」

ということにあります。

その結果、

「大きく勝つことも無いが、2万・3万以上といった大負けをすることも無い」

ということで、一部のパチンコファンからは歓迎されています。


単純に考えれば、

「4円パチンコよりも、現金では4倍多く回せる」

ということになります。

しかし、現実的には1円パチンコで勝つことはなかなか難しく、

私もあまり強くお勧めはできません。


では、現状の1円(2円)パチンコには、どういった問題点があるのでしょうか?



①時間がかかった割には成果が乏しい、ということになりがち。


仮に、4円パチンコと1円パチンコで同じように当たりを引き、

出玉を得られたとします。

(換金率は4円→3円、1円→0.75円とします)

当然ながら、初期投資の段階では、

4円パチンコの方が金額が4倍かかっていることになります。

しかし、換金した結果得られる額も、

4円パチンコの方が4倍多いことになります。

例えば、5時間の実戦で、


・4円→初当たりまで8000円→出玉8000発→換金すると24000円→収支は+16000円

・1円→初当たりまで2000円→出玉8000発→換金すると6000円→収支は+4000円


という結果になるわけです。

1時間辺りの金額に直せば、

・4円→5時間で+16000円→1時間辺り+3200円

・1円→5時間で+4000円→1時間辺り+800円


と、なります。

差が常に4倍出てくるのは、当たり前のことですが、

同じ時間をかけて得られる成果が1/4になってしまう、ということはデメリットといえるでしょう。



②良釘の店が、4円パチンコに比べると少ない。


1円パチンコは、店にとっては

「苦肉の策」

ともいえます。

店は、貸し玉によって直接的な利益を得ています。

その貸し玉が1/4になってしまうのですから、

正直言ってお店としても、積極的に1円パチンコを導入したくはないでしょう。

しかし、

「稼動が悪く、全くお客さんが座らない台が多い」

「近隣競合店に、お客さんを奪われている」

という店舗は、少しでも利益を上げるために、

「1円パチンコに変更」

という選択をしてしまうことになります。

実際、昨年から1円パチンコが増えているというのも、

「経営の苦しい店が転換している」

というケースが多いと思われます。

普通に4円パチンコで稼動し、十分な利益が出ていれば、

あえて利益の少ない1円パチンコに変える必要はないのです。


また、1円パチンコに切り替えると利益が減るわけですから、

人件費も削減せざるを得ません。

そういった、経営の苦しい店舗が転換しているケースが多いこともあり、

1円パチンコの店の釘は、締められているケースがほとんどです。

(もちろん、良釘の店もあるとは思いますが、4円パチンコの店よりも割合は少ないでしょう)

ですから、

「安い分、4倍遊べる」

といっても、実際には、

「4円パチンコの4倍回せるわけではない」

という店が多いので、結局打っても勝てないケースが多くなってしまいます。



ということで、私個人としては

『1円(2円)パチンコ』

は、あまりお勧めができません。

「パチンコで遊ぶたびに大負けしている。いっそ止めたいけど…」

という方が、一種の『リハビリ』として打つというケースもあるようです。

しかし、これも下手に勝ってしまうと、

「…せっかく勝ったのにこれだけの金額にしかならないのか…やっぱり4円パチンコを打とう」

ということになってしまい、

結局止められないのではないか、とも思います…。



(補足)


当たり前ですが、1円パチンココーナーから、

4円パチンコのコーナーに玉を持ち出したり、

他店に玉を持ち込むことは犯罪です。

絶対に行わないようにしましょう。