CUBEプレゼンツ 有毒少年
シブゲキ
センターブロック後方から2回観劇

【私家版ダイジェスト】
世界最後の街 ヘブンズパレス。
名前を失い、歪んだ姿の住人が行き交うところ。
そして、風にのり歌声が聞こえる街。

その歌声の持ち主は、ただ一人、名前を失わず姿も損ねる事のなかった少女サリ。
街を治めるブリキの大公の娘にして、無菌室でなければ生きられない彼女を人々は無毒少女と呼んだ。

そんな街の地下深く、カビに埋もれた有毒の環境下に暮らす少年と訳のわからないもの専門の怪盗・蝙蝠か出会う。
「ネズミ君は僕を有毒少年と呼びました」
地上に解き放たれた有毒少年。
その境遇を聞き、彼に逢いたいと望む無毒少女。
二人が出会ったとき、世界の終わりが始まる。

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こんな感じの話でした。

ティム・バートン(シザーハンズとかナイトメアビフォアクリスマスとか)、ゲームのBAROQUE、BeWithのバタエフェ等が好きならきっとハマる世界観だと思います。
ええ、私は思いっきりストライクでしたとも!(笑)

流石に3演目なので脚本も衣装も洗練されてます。
白黒青茶を基本にしながら役ごとに個性的な衣装が素敵。

ちょっと痛くて哀しいけれど、歪でとでも美しくて泣ける。

YouTubeで初演と再演のダイジェストやら色々見られるので興味があればぜひごらんあれ。
フライマンサーカスの歌とテーマ曲(これはYouTubeでは見られない)もすごーく好きです!