とりあえず、久々に保村さんが観られて幸せ。
全体としては、タイトルこそ違え『幕末狂刀伝』の再演だと思ったので、初演とどうしても比較してしまって私的評価は辛いです…

一番のツッコミどころは「ほとんどイエス関係ないじゃん!」というところじゃないでしょうか?
島国日本演劇祭で宗教というテーマを割り振られたから設定を無理やり後付けした感じ…。思わずアンケートに厳しめのコメント書いてだしてきちゃいました。

演者さんを個別にみればそれ程悪くないのに、不完全燃焼気味なのがもったいない。
武市と以蔵の思いが食い違い、すれ違うシーンの2人の表情とか、山南さんの切腹の所とか、勝海舟の所で地球儀の説明を受けながら溶暗するシーンとかは凄くよかったし、ラストは泣かされたんだけどな。