※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※

※※


トラ√の感想はこちら


リュウ√の感想はこちら


謎の青年√の感想はこちら



みなさまおはようございますクローバー
満です赤薔薇

アクセスありがとうございますハート

昨夜は気がかりだったことが解決してスッキリしましたキラキラ
やるべきことをついつい先延ばしにしがちだけど、やっぱり早めにやるのが一番だよねニコニコタラー
それに、ちょっと大げさかもしれないけど、人との関わりの良さや人の温かさを感じて、良い日でしたブルー音符



















































泉蘇芳(CV/平川大輔)
多分ほんとのお兄ちゃんじゃないんだろうな、というか蘇芳っていう名前からして吸血鬼っぽいんだけど、蘇芳先生そもそも人間ですか…?

と、やや警戒というほどの警戒でもないけど、なんとなく察しながら蘇芳先生のルートをスタートしました。
子供の頃は病弱で頻繁に体調を崩し、成長してからは医学部卒業して医者になった蘇芳先生は、ずっと家族の注目を集めていた感じがします。
もちろん誰も悪くないけど、お兄ちゃん優先なことも少なくなかったろうに詩生ちゃんは曲がらず真っ直ぐに育って偉いと思います。
詩生ちゃんもそれとなく悟っていたけれど、蘇芳先生が詩生ちゃんのことを細やかに気にかけるのは、自分が皆の注目を集めやすかったから、そのことをカバーしようという彼の優しさからも来ていたんじゃないかな。
もちろんそれだけではなく、蘇芳先生は高校生の頃には自分が本当の兄ではないことを察していたことがあり、詩生ちゃんへ兄としてではない感情を抱きつつ、でも兄として振る舞っていた複雑な心中の持ち主です。

意外だったのが、今作中で一番ハラハラしたのが蘇芳先生のルートだったこと。
前半は詩生ちゃんは蘇芳先生と町の外へ逃げることを選ぶなどして、物語の核心から遠ざかっていくのかと思いきやその逆。
謎の青年ルートがヴァルプルガの詩の『表』の真実だとしたら、蘇芳先生ルートはヴァルプルガの詩の『裏』の真実。
てっきり謎の青年ルートで今作の謎は解決されたのかなと思いきや、まだまだだった。
本物の志賀喬が蘇芳先生の実の父親で、母親は詩生ちゃんの祖母の妹という結構衝撃的な事実。
もっと衝撃的なのが本物の志賀喬自身が普通の人間じゃなかったってことだけど、蘇芳先生が普通の人間ではないのではと思っていたけれど、父親の方だったんだ。
このふたりの恋愛が大恋愛といっても過言ではないロマンチックなものなので、サイドストーリーがあるけど本編中でももう少し回想シーンを見たかった。
じゃあ蘇芳先生は、詩生ちゃんの祖母の妹の子供(私の頭では少しこんがらがった)だから、ギリギリ法的に結婚できるんですね。

後半からは蘇芳先生が詩生ちゃんを守りたいという気持ちが暴走し自ら死んで隠世の者を取り込んで不治の病も治して復活を遂げるけど、詩生ちゃんを監禁した上に詩生ちゃんの力を狙う人狼一族を排除し始める。
ちょっとヤンデレ展開はあるかなとは想像していたけれど、まさか蘇芳先生が闇落ちして逃げなきゃな展開になるなんて全く思ってなかった。
ダーク蘇芳先生は、表面的にはにこにこと優しく穏やかで、だけど時折ひやっとした眼差しになったりするところが、正直謎の青年よりも怖かったかもしれない。
そして抑えていた詩生ちゃんへの想いが表に出てくるわけなんですが、元の体に戻った後に本人が言っていた通り、詩生ちゃんが彼のことを兄としてしか見ていなければ、彼のやったことは詩生ちゃんの信頼を裏切ることになってしまっていました。
でも実は、詩生ちゃん自身が蘇芳先生に兄妹以上の感情を持っていたのでそこをクリアしていたのですが、蘇芳先生はそのことを知らず自分の行いを反省して合わせる顔がないと家を出ていこうと…。
最後はハッピーエンドで幕引きとなりました

これで、トラ→謎の青年→リュウ→蘇芳先生と、無事にヴァルプルガの詩を全クリすることができました。
全キャラの攻略率を100%にすることと、サブストーリーをすべて読むことでおまけストーリー(大団円エンド?)を読むことができるのですが、攻略率を100%にするのが難しかった。
リュウルートで、リュウの電話に出たあとでトラと一緒に行きたいという選択肢を選べていなかったので、そこで引っかかっていました…orz
おまけストーリーもみんなが幸せそうでよかったです。
やっぱりフィンスはかわいい。
あとサブストーリーを読んで、宇佐さんと巳斗さんを攻略キャラに加えてほしいとますます思いました。
サブストーリーといえば、ジークさんの話も切なかったし、読了後にもらえるラフ画調スチルも綺麗で心に残りました。
攻略率をコンプリートするのが大変だったけど、その分、達成感&爽快感でした!