神戸市の六甲アイランドにある、
小さな美術館。
小磯良平美術館。
神戸市民にとって、大切な美術館です。
小磯良平さんのアトリエを移築していて、
名前を知っている画家さんが、実在の人物として
感じられる美術館です。
太陽光がたくさん入るアトリエ。
天井の2本の長い蛍光灯が時代を感じさせます。
大きな木製のイーゼル。
後ろの椅子に置かれている、お人形やバイオリン
小磯良平さんの作品に登場するので、
本物ではないのでしょうが
演出もなかなか。
沢山の絵の具の残ったパレット。
きちんと並べられた愛用のパステル。
よく見ると、小さなものもあって
大切に使われていたのかな?って
思います。
居室の家具も、落ち着いていて、
彫刻のみごとな、食器棚も
ありました。
作品の説明をよく見ると、
親族からの貸与とか、
寄贈とか遺贈とか、
その作品の履歴がなんだか面白かったです。
時々訪れたくなる神戸の美術館です。