帰省1日目 | 薔薇の香ともふもふと・・・

薔薇の香ともふもふと・・・

美しいもの、可愛いもの、美味しいものが大好き!
10歳になるラグドールの女の子と、
小さな庭に咲く薔薇に癒されています。

今日は朝からシトシト雨が降るブランシュ地方・・・
やっと一輪咲いた“ハンス・ゲーネ・ヴァイン”も
しっとり雨に濡れています。(なんかツバキみたいですね!)
気温も昨日より低くなりましたが、
それでもこの前の日曜日ほどではないかな?
 
日曜の朝はすごく寒い中新幹線で広島に向かいました。
空気が澄んでいて、都内からも見えていた富士山・・・
 
いい具合にしっかり冠雪していましたが・・・
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西に進むにつれて雪が少なくなり、
違った表情に・・・
 
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安倍川を渡ったあたりから見た富士山はこんな感じでした。
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富士山を堪能した後は、朝食タイム!
キオスクで買ったワンコインモーニングは、
サンドウイッチ+コーヒー又はおにぎり+お茶のセットです。
(写真はありません)
 
11時ちょっとすぎに広島駅に到着したら、
まず駅前にある夫の実家のお墓参り。
去年はコロナの影響で義父の3回忌にも帰れませんでしたから、
お寺の住職さんにも久しぶりにお会いしてご挨拶を済ませました。
 
義母の居る施設での面会予約は午後2時でした。
施設の最寄り駅から駅足を延ばし、
宮島口の「うえの」であなご飯を食べるというプランもありましたが、
電話で問い合わせたところ事前予約はできないとのこと。
行楽シーズンの日曜日、混雑も予想されましたので、
仕方なく断念しました。
 
広島駅の新幹線口にできたエキエ内のレストランも結構混んでいて・・・
比較的空いていたお蕎麦やさんに入りました。
 
テーブルの上はパーテーションで仕切られていましたので、
お店が用意してくれたマスク入れにマスクを入れ、
会話少な目で食事をしました。
 
夕飯にごちそうを予定していたので軽いものを・・・
ということで注文したのは「広島レモン蕎麦」!
暖かいお蕎麦です!
二日酔いの後などにおススメのサッパリしたお味!
 
美味しく、あっという間に完食ですが・・・
ちょっとこれだけでは足りませんねぇ。あせる

メニュー表の一品料理の中から
小イワシの天ぷらと広島菜のおにぎりを追加で注文しました。
広島菜のおにぎりは、広島菜に包まれたものを想像していましたが、
中に刻んだ広島菜のお漬物が入っています。
(ちょっと塩味が物足りなかったかな?)
小イワシは夫に半分手伝ってもらいました!
 
新鮮な小イワシは、広島ならではですね!
ここにも広島レモンが添えられていたらさらに良かったかな?
 
子供の頃はリヤカーを引いて小イワシを売りに来るおばちゃんがいて、
まだ生きているような新鮮なものをその場で開いてもらい、
お刺身でいただいていましたよ!
 
夫はデザートの「獺祭アイスクリーム」を注文していました。
あの有名な山口県のお酒が使われたアイス・・・
カリカリに挙げたお蕎麦が添えられているのも面白いですが、
私は残念ながら食べていません。あせる
(コロナ対策で食べ物のシェアは控えています。)

 

腹ごしらえを済ませ、

電車で義母の居る施設に向かいました。

 

コロナ対策としてその施設では1年以上前から

県外からの訪問者はガラス越しで10分間の面会しかできないことになっています。

 

今年の7月に夫が日帰りで帰省した時にももちろんそうでした。

「たったの10分、それもガラス越しでも、帰れる時に帰ってあげて!」

と私が背中を押して送り出したのですが・・・

 

その時の義母は「あなた誰?」と言う状態で、まったく会話も成り立たなかったそうで、

夫はたいそうガッカリして帰ってきました。

 

その時のショックが蘇りどんよりした気持ちで施設に向かう夫・・・

私にもそれが伝わり、足取りは重くなっていきました。

実の息子のことが分からないのだから、私の事なんか覚えているはずもないよね・・・

視力がかなり落ちているということも気になっていました。

 

施設の職員さんが車いすに乗った義母を連れてきてくださいました。

95歳になる義母。

見た目には2年前と変わりなく見えますが・・・

 

ガラス越しでも声は聞こえますが、ケータイを通して会話をします。

「お母さん、○○(夫の名前)だよ! わかる?」

「あ~! ○○?」

あ、息子の事ちゃんとわかってる!

今日は頭の方は調子がいいようです!(きっと波があるのですよね)

 

心配していた私の方も、

「あ、○○(私の名前)さん! 元気? 仕事はまだしているの?」・・・

子供たちの事も良くわかっているようでした。

 

だけど、目の方はやっぱり見えていないようで、

ケータイを通して会話をしている息子が目の前にいることが理解できない様子。

「今どこにいるの?」を繰り返します。

「そこにいるの? だったら手を握ってちょうだい!」と言われても、

ガラス越しで何もできないもどかしさ・・・

 

目が見えなくなるのは辛いでしょうが、

そうなる前から大好きだった読書をする意欲を失っていたのは

考え方によっては幸いだったかもしれません。

お食事が美味しくいただけているのはありがたいですね。

 

「また来るからね! 元気でいてね!」と約束をして施設を後にしました。

コロナが収まり、手を握ってあげられる日もそう遠くないと信じています。

 

電車で私の実家に向かう途中、横川駅で途中下車。

うちの方のお墓にもお参りしました。

 

実家に着いたのは4時過ぎだったかな?

2年3か月ぶりに会う両親は老いてはいるものの、まだまだ元気な方かな?

病気療養から復活した私の姿を見て喜んでくれました。

 

夕食は広島駅そばのホテルグランヴィアにある瀬戸内を予約しておきました。

個室内のゆったりとしたテーブルはパーテーションで仕切られ、

感染対策もバッチリです。

 

前菜・・・

 

松茸の土瓶蒸し
 

お造り・・・

 

アナゴの白焼き

トッピングは葉ワサビ、ゆず味噌、ゆず胡椒の3種。
 

鱧と鯛のしゃぶしゃぶ

ここにも松茸!
 
広島周辺の山では昔松茸が良く採れて、
頂くことも多かったけれど・・・
最近は採れなくなったそうですね。
落ち葉を拾って燃料にすることが無くなり里山が荒れたのが原因らしいです。

 

この松茸はどこ産かな?

 

ローストビーフご飯

 

デザートはフルーツゼリー

 
結構たくさんありましたが、両親を含め全員完食しました!
 
 
美智子さまと同じ年の同じ日に生まれた父は、
今年で87歳。
数えでいくと米寿になります。
今回はささやかな米寿のお祝いも兼ねた食事会となりました。
 
来年は、満年齢での米寿のお祝いもするからね!
それまで元気でいてよ!って言っておきました。

 

ホテルのロビーもハロウイン仕様です!

 

この夜は実家に泊まりました。

2日目の様子は次回に改めます。

 

 

 

オマケ・・・

ブランシュの寒さ対策に、今年もぶぅ袋を出してあげましたが、

今のところ全く使ってくれません。

 

お嬢様はピンクの毛布を敷いたかごがお気に入り!

 

おかあさんのひざ掛けもかけてあげましょうね!

ブ「ちょっと過保護だとおもいましゅ・・・」