劇団四季の『ゴースト&レディ』は、初めて観る人にもぜひお勧めしたい作品でした。
歌やダンス、舞台装置のクオリティはもちろん、フライングやバトルシーンも多く、最初から最後まで舞台に引き込まれて、イリュージョンのようなものもあり、これぞエンターテイメント!!って感じです。
ストーリーは、ナイチンゲール=フローと“ゴースト”グレイの恋を軸に描かれていて、史実をベースにしながらもファンタジー要素が自然に溶け込んでいました。
本当にこんな発想があったのか!!と、
とても驚かされ、重たい題材なのに、どこか優しくてあたたかさの残る物語でしたね。
フローの覚悟と強さは、観ていて胸を打たれ、その一方でグレイの生涯には深い孤独と絶望があって、その対比が物語をより印象的にしてたように感じました。
戦争の悲劇や命の重さも丁寧に描かれていて、決して軽い話ではないけれど、人が誰かを想う気持ちの尊さを感じさせてくれる作品です。
ジョン・ホール軍医と対峙する場面の歌は圧巻で、この作品を象徴するシーンのひとつ!!
感情のぶつかり合いに思わず引き込まれてしまいました。
「この愛は絶望を知らない」というキャッチコピーも、観劇後にあらためて心に残っり、過酷な戦争の中で描かれいるのに不思議としっくりとくる。
グレイとフローの関係は、結末じゃなく“存在そのもの”が救いになる恋だったのかも知れないと感じました。
『ゴースト&レディ』は感動したい人にも、物語をじっくり味わいたい人にもおすすめです!!
観終わったあと、きっと誰かに話したくなる作品じゃないかな。
