11/14(金)公開の映画『港のひかり』を見てきた。

舘ひろしさん主演で富山と能登で撮影された作品ということで、夏頃から気になっていたので。
富山県内のシーンなど、知ってる場所とかも出てきたり、全編を通して北陸の冬らしい情景が豊かに表現されていて良かった。
能登のロケ地では震災前の姿が多く映し出されていて、輪島朝市のシーンなんかでは短いシーンではあったがこみ上げてくるものがあった。
内容ストーリーについてはネタバレするとあれなので書かないが、予告篇のイメージ通り。
目の見えない少年と元ヤクザの漁師が出会うことによって絆が生まれるが、義理人情や優しさの狭間で暴力団の抗争に巻き込まれる物語。
豪華キャストでヤクザ役の俳優陣の振り切った演技はすばらしいもんだった。
終始重苦しい雰囲気が北陸の冬空の情景と連動する。今時のテレビでは絶対放送できないような血みどろ暴力シーンなど圧巻だが、やっぱりこうゆうのはあまり万人受けしないだろう。
いくら眞栄田郷敦が出てるからって若い人は見るに躊躇するか見ないだろうな。
ちなみに、昨日は公開日から1週目の平日午前回だったが、観客は私を含めて僅か6人程だった。
映画ならではの表現力で個人的にはなかなかおもしろかったが、ひとつ残念なのは、この作品せっかく35mmフィルムで撮影されたものなのに、フィルム上映ではないということ。
まぁ今時フィルム映写機が稼働できる状態である映画館も少ないからな。
多くの映画館で上映できるようにフィルム撮影したものをデジタルデータに変換し、たくさんのコピーを作る。フィルムを焼き増しするより容易であることも間違いではない。
でもやっぱり、久しぶりに雰囲気のあるフィルム上映で見たかったな。ちょっと期待してたんだけど。
デジタルでしかもレーザー光源のプロジェクターが装備された映画館だったので、画像は明るくて鮮明。音もクリアで、それはそれで良かったわ。
ありがとうございました。

