特急列車 惜別の旅2 | こだわり迷日雑記帖

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北陸新幹線 福井·敦賀開業&ハピラインふくい開業まであと9日!

いよいよ、来る歴史的ダイヤ改正まで、日数も一桁となった。


7日(木)、思い入れのある北陸特急に別れを惜しむ乗車旅(乗り鉄)※2回目をしてきた。


乗り鉄とは、主に列車に乗ることを楽しむ鉄道趣味をいう



今回の目的は石川県の七尾線を走る特急『能登かがり火』号に乗ること。


能登かがり火 号は、金沢駅から羽咋、七尾を経由して和倉温泉駅を結ぶ特急列車。


3月16日(土)のダイヤ改正後も列車自体はJRとして存続するのだが、車両が微妙に(鉄道趣味者にしかわからないレベルで)変更されるとの情報があり、最後に好きな車両で走る七尾線に乗っておこうと思った次第だ。

まず福井駅から金沢駅は特急しらさぎ号で。


前回の乗り鉄で写真は撮ったので、今回はゆっくりと、じっくりと、とことん“ 乗車 ”を楽しむ。

金沢駅にて。平日にも関わらず撮り鉄さんたちがたくさん。

能登かがり火 号 入線
681系 W15編成
能登かがり火号の表示

3両編成の2号車、モハ681-204に乗車

天気は曇り時々晴れ。
七尾線の乗車は2022年4月以来、約2年ぶり。

地震後の能登地方にはじめて入り、車窓から見えた範囲でも、瓦屋根が損傷しブルーシートで応急措置している家屋が多数見られた。

中には完全に潰れたままの古い木造建物や、亀裂の入った畑なども見受けられた。
外は北風が吹き付けて寒かったが、車内は日差しがあるととても暖かい。

停車駅間が30分以上ある区間もあり、心地好いジョイント音なども相まって眠気を誘う。

が、ずっと車窓を眺める。
終点、和倉温泉駅。

通常使用する改札側、1番のりばはホームが崩れたため復旧工事中。

跨線橋を渡った2番のりば1本だけで列車のやりくりをしていた。
工事中のホームと傾いたままの駅名標。

和倉音頭のメロディが流れて賑やかに列車が行き来するのはいつになるのか。

駅舎も、トイレは使用できず閉鎖されていて、外に仮設トイレがあった。

観光案内所も年末年始の営業日お知らせの張り紙を残したまま閉まっていた。
無人化されて久しい和倉温泉駅。

地震の影響でさらに殺風景になってしまったようだ。
復旧工事中のホームに止まる特急能登かがり火号

工事フェンスと駅名標

車内


金沢駅からはしらさぎでビュンと。

北陸本線をかっ飛ばしてる特急列車に乗ってると、金沢・松任・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・鯖江・武生・敦賀 各停車駅間の地域輸送もまかなっていて、手軽で便利で早くて、これで十分なのにな・・・と思ってしまう。
しみじみと、良い乗車ができた。



来週の金曜日、3月15日最終日に本当に最後のお別れラストラン乗車をする予定。
ありがとう、そしてさようなら・・・