そろそろ終売すると思われるROG Flow X13を購入したのでレビューを書いている(公開にたどり着けるかは別として)
X1CarbonはSIMカードリーダーが純正で搭載されているためWWAN未搭載モデルでもアンテナとWWANモジュールを搭載することで携帯電話回線でモバイルデータ通信できるようになる。
必要な物
X1 Carbon 6th Gen (まずこのタイトルの記事を見る時点で所有済みか購入検討の段階であると思われるので書く必要はないと思うが。)
Fibocom L850-GL (現在中古が市場に出ているがLenovoの物を使用しないとホワイトリスト外判定を受けて動かないのでLenovo用のモジュールを購入してください)
アンテナ 01YR425 or 01YR426 (入手難易度が一番高いのがこれで、アンテナを筐体に接着する関係上ほぼ中古品が出てこない上にLenovoからのパーツ購入もこの部品に関してはできないので購入難易度が高くeBayかAliExpressを利用することになる。筆者はAliExpressでの購入を選択した。)
部品の到着時期の関係で先にWWANモジュールのみ動作確認をする必要があったため、WWANモジュールが組み込まれた状態から始まることをご容赦願いたい。
まず電源を完全に落とし(Windows11ではShiftキーを押しながら通常シャットダウンの手順で完全シャットダウンできます。)
ボトムパネルを開ける。爪がついているが5本のねじを外し軽く引っ張るだけで開くので苦労はしないと思うが困った場合はコメントで教えていただければ対応します。ねじは脱落防止のプラロックがはまっているので抜けきりません。
その後画像の位置(今回はすでにモジュールがついてしまっているが。)にモジュールをM.2の増設と同じ要領で取り付けます。
SIMを挿入する際スマートフォンの様にホットスワップに対応していないので安全のためにシャットダウン状態でSIMの挿入を行ってください。
赤丸で囲った部分にアンテナモジュールとロジックボードを接続するコネクタがあるので忘れずに接続して動作確認を行ってください。
動作確認を終えたら本組です。
(アンテナの一部はバッテリーパックの下に入るのでバッテリーパックを持ち上げて銅箔の部分を取り付けます)
このタイミングでは必ずバッテリーを外す必要があるので四本の固定ねじを外しバッテリー端子側を引き上げ斜めに引き抜きます。
アンテナ取り付け部分にはブラスチック製の部品がはまっているので左右とも取り外してください。アンテナ取り付け時にねじは再利用するのでなくさないようにしてください。
CMOSバッテリーと青線のアンテナが干渉するためCMOSバッテリーは一度はがし、アンテナの銅箔を敷いた上に貼りなおしてください。
アンテナの配線はバッテリーパックの側面にあるケーブルガイドに沿って行います。
パソコンでモバイルデータ通信を行う場合データ通信量が多くなる場合が多いので(パソコン用ページのデータサイズが大きいことがあるため。)なるべく契約容量の多い回線を契約することをお勧めする。筆者は楽天モバイルを契約した。楽天モバイルは、自社回線を使用している関係上Windows上でAPN設定を行わずに接続ができるのでお勧めである。(筆者はこの記事を書いてる最中に楽天モバイルを契約した。契約後12時間以内に1GB以上のデータ通信が発生したためこの契約でよかったと安堵している。)
X1CarbonをLTE対応にする手順をまとめています。
ブログネタ用にX1Carbon6th Genを購入しました
依頼でとある運用法のノウハウ確立が来たので書いてみようと思う。
USBの規格を一度日本語で纏めたい
某社の無線機器の仕様公開をお願いさせていただきました。
この仕様を元に目的の記事が書けるかどうかが決まります。
正直言って今回の件はほぼ赤字の記事になると思います。
やはり各種信頼がないと門前払いされることも多いですね。