
たしか2006年頃の話。週末の夕方、波乗り帰りの俺はそのままコマースカジノへと向かった。コマースに着くと、顔なじみのユダヤ系のバレットパーキングの兄ちゃんと挨拶を交わし中に入る。
コマースは、相変わらずの人、人、人、、、、、ポーカー中毒者たちが、それぞれのテーブルを取り囲み、あちらこちらで歓喜の声、落胆の声が聞こえてくる。
アンティ$5~$10のテーブルで$500を出し、いざ俺も参戦する。
とりあえず、腹が減ってはいくさは出来ぬと言うことで、シュリンプフライドライス(エビチャーハン)を頼み、食後に温かいアップルパイにアイスクリームをトッピングしたデザートを食べた。とにかくこれが絶品!このセットは、コマースで数えきれんほど食ったお気に入りのメニューだ。
腹も満たされた俺は、隣に座っているメキシカンのおっさんとアホな事をしゃべりつつ、プレーに励んだ。
深夜を過ぎた頃、サーフィンの疲れもあり身体がダルかったので、マッサージを頼む事にした。LAカジノでは常時マッサージ師が待機しており、たしか10分$10で施術してくれる。
背もたれのあるイスを反対に向けて座り、アゴを背もたれの上に置きマッサージを受ける。
あまりの心地良さに、半分うたた寝のボーっとした状態でプレーをつづけていると、にわかに外が騒がしくなり、
けたたましいポリスのサイレン音が聞こえてきた。「おー、カーチェイスでもやっとるな…」などと思い、またそのままうたた寝をしようと思った矢先、サイレンの音がさらに近くなる。
そしてその直後、入り口付近で『パンッパンパンパンッ!!!』っと乾いた銃声が6,7発なったではないか!
(もう1回画像見て)この何百人と居るポーカー中毒者達(俺も含む)が全員一斉に総立ちになり、辺りは一時騒然となった。
どうやら、カーチェイスでカジノに逃げ込んできた犯人が、入り口付近でポリスと撃ち合いになり、撃たれ搬送された。後日聞いた話では、犯人はその場で射殺されたらしい。
そして場がしらけたので、いつものボバミルクティーを買って帰った。
LAに住んでると銃声は日常茶飯事に聞くが、まさか「俺の憩いの場コマースカジノ」でこんな凄まじい銃声を聞くとは思わんかった。