ジョリーシャポーは宮下正美が1952年港区南青山に開いた婦人帽子のアトリエです。
現在は最後の生徒、高橋由美子・松井公子・松澤美由紀・山田映子の4名で、制作を引き継いでいます。
作家紹介
ジャバラ状に縫って、面白い表情。 5mmのスイスブレードをパリで見つけた
木型に少しずつ添わせながら縫う。
麦ブレードの一番細い材料は5mmほど、その素朴な美しさにくわえ大変高級感
があります。
クラウンは(裏縫い)で仕立てています。 夏の高級素材パラバンタル
素材は麻ブレード。
↑ 高橋由美子(ジョリー ウェスト)
愛知県小牧市出身。美術系の高校を卒業後、名古屋の帽子作家によりジョリー シャポー宮下正美氏を紹介される。以来宮下先生の指導のもと夏・冬素材の帽子制作
およびハイレベルのブレードワークを習得し現在に至る。皮革をブレード状に裁断して縫った皮ブレードの帽子は独自の素材研究により軽くしなやかで美しい。高橋自身もブレードの帽子とその技術をこよなく大切にしており、完成度の高い作品は広く支持されている。東京都八王子市在住。
ブレードの帽子は、縫ったのち木型や、チップ(オリジナルのフォルム)
に盛り込んで仕上げます。
シルクタフタのベレー
丸モチーフの帽子。三越企画、ファスナーを使った作品展帽子部門で選ばれる。
ゴッホの絵画をモチーフにした帽子
↑ 松井公子
千葉県習志野市在住、文化服装学院ファッション工芸科~銀座ボーグ
~平田暁夫帽子教室~ジョリーシャポーを経て帽子制作に携わる。
帽子ならではのフォルムと、色彩の面白さをテーマとして制作している。
↑ 松澤美由紀
山形県出身、東京都昭島市在住、文化服装学院服装科卒業
婦人服の会社、ジョリーシャポーのアトリエを経て帽子制作に携わる。
夏帽子の最高級素材パラバンタルを得意とする。制作工程は、
繰り返しアイロンを用いることで、あの滑らかさとしなやかさがうまれる。
少し深めのクラウン、クラシカルな印象が特徴の帽子作家。
↑ 山田映子
群馬県太田市在住、文化服装学院ファッション工芸科卒業。
ヴォーグ出版~ジョリーシャポー~銀座ボーグを経て帽子制作に携わる。
布の花作りが得意でそこから帽子制作に入りる。その技術を活かして
繊細な絹の花をあしらった帽子は楽しく美しい。
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招待作家として大石恵美子先生・楠田真由美先生に出品依頼をしています。
大石先生:サロン・ド・シャポー教授を経て企業の企画担当
楠田先生:サロン・ド・シャポー卒業~帽子制作のアトリエ、モン ココン主宰