「おはよう 昨日は よく眠れた?」
知ってるくせにわざと意地悪な質問をぶつけた
困ったような顔で 「うん」とつぶやくように言ってる
「...なんで 今日に限って訊いてくるの?」
「だって なんだか辛そうにしてたじゃない 心配しちゃダメだった?」
「...いや」
決まり悪そうな顔で ダイニングの席につくユチョンを見ながら 僕も向かい側に座る
「今日お天気いいね どこか行こうか?」
「それもいいけど 俺 シーツとか洗濯したいんだ いっつもジュンスがしてくれるけど たまには俺がするよ」
「ふふふ... どういう風の吹き回し? うれしいな じゃぁ お昼は そこのバルコニーで 食べようか
ちょっと贅沢な感じでさ どう? こういう日にビール飲むのもいいかも?」
「いや ビールはちょっと...」
「そう... きのう そんなに具合悪くなったの?」
「そういうわけじゃないけど...」
「ふぅ~ん そうなんだ じゃぁ 僕だけ少し飲もうかな?」
「ジュンス 酒飲むの?」
「たまぁにだけね 本当にちょっとだけ」
親指と人差し指で ほんの少しだけの仕草をする
「それだったら飲んでないも一緒じゃん」
「そういうこと言うわけ?」
「言うさ だって これだけでしょ?」
ユチョンも僕のマネをして くすっと笑う
「やっと笑った」
「え?! 俺のため?」
「まぁね でも 飲もうと思ったのは 本当だよ 」
食事を終え ユチョンは 洗濯に取り掛かってる
僕は 少しだけ PCを弄って あとは 2人のランチの準備
今日も 入れたら怪しむだろうか?
だけど ユチョンのああいう姿をまた見たい
僕の欲望を満たしたい
なにも気づいてないユチョンは 鼻歌を歌ってる
