会話が途切れたとこで ジュンスは またPCに向かいあった
ソファから立ち上がって キッチンに向かう
いつも淹れてもらってるコーヒー
たまには 俺が淹れてみよう
コーヒーメーカーのそばには コーヒー豆もあるから あとはスイッチさえ入れればできる
マグカップを2人分持ち ダイニングのジュンスの傍に ひとつ置く
そして 俺はジュンスの向かいに座る
夢中になってるジュンスを見ながら コーヒーを啜る
「なんか コーヒーの匂いがする 飲みたくなったのかな?」
席を立とうとするジュンスに声をかけ 目でコーヒーの場所を知らせる
「わぁーーっ ユチョンが淹れてくれたの?」
「まぁね」
「うれしい 初めてだ...」
「そうだっけ?」
「そうだよ 僕 人に何かしてもらうのって初めてなんだ」
両手でマグカップを持って うれしそうに飲んでる
「ちょっと冷めちゃったな」
「ううん ちょうどいい 豆とか すぐわかった?」
「ん メーカーの隣にあったから 俺でもできた」
「ふふふ... 本当においしい ありがとう」
「どういたしまして... それよりさ ジュンスの実家ってどこなの?」
「高陽だけど... どうしたの急に?」
「いやぁ さっき 俺がコーヒー淹れたくらいで 感動してたじゃん 実家とか遠くて 会いに行けないのかと思ってさ」
「ああ それだったら 高陽だけど もうだれも住んでないよ」
「じゃぁ...」
「みんな死んじゃったんだ」
俺の言葉に被せるようにして言ったジュンスの言葉は 衝撃だった
