
フィンランドのメランコリック・メタルの雄、Amorphisの2年ぶり11th。
本作は今までの彼らの作品のメインテーマであった
"Kalevala"から離れ、独自の世界観が紡がれており、
闇に満ちた求道者を主人公とした物語が展開されている。
メインのテーマはカレワラからは離れたけど、
本作も作品世界の筋書きは、今まで同様Pekka Kainulainenが担当してます。
本作は、つい先日Hypocrisyで来日公演を行った
かのPeter Tägtgrenがサウンドプロデュースを担当。
まず一聴して気が付くのは、音作りの変化。
今までよりもやや硬質でザリッとした感触が時折顔を覗かせる。
このアルバムリリース前にリーダートラックとして公開された
"Hopeless Days"を聴いたときは、
正直、、「あれっ?(゚Д゚ )」ってちょっと思った。
音作りとギターリフの質が、
今までの彼らのものとはなんかちょっと違うような。。。っていう。
芳醇なメロディはまさにAmorphisそのものなんだけど、、
カレワラからも離れてるっていうし、、
どんなアルバムになっちゃうんだろう?、、っていう
漠然とした不安感。
しかし、ですよ!
いざアルバムを通して聴いてみたら、、
これがマジで素晴らしい!!!!!(*´∀`) (*´∀`)
Tomi加入以降のAmorphisの至高メランコリックスタイルはそのまま!
芳醇で孤高な土着的旋律は陰りを見せず!でございます!(*´∀`)
音作りの微妙な変化は、今までの彼ららしさを
打ち消すどころか、アルバム全体に新たなスパイスを加えた
かのように効果的に顔を覗かせ、
楽曲の深みを増すことに一役買っているね、
牧歌的な民族的旋律が情感を煽る#4 "Narrow Path"や、
前述の#5 "Hopeless Days"などで登場するギターリフは、
ザリっとした硬質なギターが表現することで
今までとはやや風合いの異なる息吹をもたらしてるように感じます。
そしてなんといっても、
Tomi Joutsen(Vo)は、また孤高の歌唱に磨きがかかったね。
高貴さと素朴さを兼ね備えたノーマルボイス、
ディープで野生的なグロウルに加え、
ガナりつつも旋律を追う獣ボイスとでも言うべき歌唱スタイルが炸裂。
本作でもっともダークでヘヴィな#6"Nightbird's Song"は
彼の歌唱で楽曲の表情が変化し、
本作中でもっとも印象的な曲に仕上がっているといっても過言ではない。
#3"The Wanderer"は、今までのアルバムでリーダートラックとして
カットされていた楽曲達に通ずる哀愁キャッチーなフックを持った、
これでしょ!感満載の曲だし、
#8 "Enchanted by the Moon "、#9 "A New Day "は、
悲哀溢れるダークでメロウな美旋律の佳曲。
メリハリもしっかりしていて、前作よりも曲単位の表情は豊か。
つまり今作、「捨て曲(ほぼ)なし」と言っていいんじゃないでしょうか。
で、ですよ。。
まだ購入されてない方がいらっしゃいましたら、
ここは日本盤(限定デジパックCD/DVD)を買うべき!( ゚∀゚)!!
デジパックのボーナストラックの#10 "Dead Man's Dream"と、
日本盤のみのボートラ、#11 "New Song"、この2曲、,
マジで素晴らしいから!!w(´∀`)
#10"Dead Man's Dream"は、ちょっとびっくりするよw
「疾走系メロディックデス」ですからw
でも彼ららしくてカッコいいですからw(´∀`)
そして#11 "New Song"も土着的旋律がキラリとひかる
アップテンポでストロングな佳曲。
ギアチェンジしてからのリフもカッコイイ。
そして本作製作時のドキュメンタリーDVDも60分強の見ごたえバッチリのもの。
この外盤との差額1000円ちょっとは、ケチらないほうが良いやつだよ!w



