HSPの特徴
HSPの方は、周囲の状況にとても敏感です。
この気質を持つ方は職場や家庭などの中で気疲れしやすく、生きづらく感じている方も多いのです。
HSPには「DOES」と名付けた4つの特性があるそうです。
【 Depth of processing 】
考え方が複雑で深く考えてから行動する。
①一をきいて十のことを想像して考えられる。
②調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周囲に驚かれる。
③お世辞をすぐに見抜いてしまう。
④物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる。
⑤その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごに興味があり、浅い人間や話しが嫌い。
【 Overstimulation 】
刺激に敏感で疲れやすい。
①人混みや大きな音が苦手
②友達との時間が楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れる。
③映画や音楽、本などの芸術作品にとても感動して泣きやすい。
④人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない。
⑤繊細なことに過剰なほど驚いてしまう。
【 Empathy and emotional responsiveness 】
人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
①人が怒られていると自分のことのように感じて、傷ついたり、お腹が痛くなったりする。
②悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣したりする。
③人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる。
④幼児や動物の気持ちも察することができる。
【 Sensitivity to subtleties 】
あらゆる感覚がするどい。
①電化製品の機械音や時計の針の音が気になってしまう。
②強い光や日光のまぶしさなどが苦手。
③近くにいる人の口臭やたばこの臭いで気分悪くなってしまう。
④カフェインや添加物に敏感に反応してしまう。
⑤肌着のタグやチクチクする素材が気になってしまう。
⑥第六感が働き、よくあたる。
このほかにも、絶対に一人の時間は必要な人や、子供の頃に親や先生に「繊細」「人見知り」と言われる人もHSPの可能性が高いでしょう。
でもこの4つのうちに1つでも当てはまらない人はHSPではないと定義されています。
HSPは病気ではなく生まれ持った「気質」です。
その人が生まれながらに持っている感受性や気分の傾向などを指す心の特徴で、環境などに影響される性格と違って後天的に変えることはできません。
また、発達障害・うつ病・アスペルガー症候群とも違います。
でもどこか似たような特徴が現れるため、誤解されやすいのです。
うつ病によく見られる「眠れない」「疲れやすい」「気分が落ち込む」「自信が持てない」などの特徴はHSPにも見られますが、うつ病と違うのは「自殺願望」があるかということです。
また、うつ病は以前は違ったのに物事の感じ方が変わって、落ち込みやすくなったりしますが、HPSは生まれつきの気質のため"以前"が存在しないのも、うつ病との違いと言えるでしょう。
何かを始める時先々を考えてしまい
すぐに行動できなかったのも
過去を思い出して落ち込むのも
気付き過ぎて疲れちゃうのも
ネガティブなのも
言いたい事が言えないのも
全てHSPだったんです
今までずっとなんで私はこうなんだろ？
なんで人と会うと気疲れするんだろ？
言われたら言い返したいのに
相手を傷つけたくないと思ってしまったり
こんな自分が大嫌いでした。
特に出産し白血病になってから
仕事も辞めて家族以外と会わない生活になり
余計人間関係に悩み
人と会う事自体怖くなりました。
専業主婦って仕事をしてないからか
社会から取り残されたような
そんな気持ちになって
特に仕事をしている友人と会うと
仕事の話ばかりでついていけず
その間は黙って聞いてますが
それにも疲れちゃったり…
気付けば仕事をしている友人とは
疎遠になっていました。
でも今年に入ってHSPの事を知り
元々持った気質だったんだ！！
5人に1人私の様な人がいる！！と思ったら
気持ちが楽になりました。
私の母も当てはまるなぁと思ったので
母にHSPの事を話すと
母もずっと悩んでたけど私これでいいんだ！！
と同じ事を言っていました。
HSPの事を知った後の私は
少しポジティブになれました
人と会うのが嫌になっていたハズなのに
仕事をしている友人と会う約束をしました
1年以上会ってない友人なので
ちょっとドキドキ
来週ランチをするのですが
憂鬱ではなく楽しみなんです
こんな日がくるとは思いもしませんでしたが
楽しんで来たいと思います