【APEX】1vs3を乗り切る方法。 | CS機野良FPSゲーマーの独り言つらつら。。。

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主に自分がプレイしているFPSゲームについて、何かしら思ってることを文章にまとめています。
プレイ作品:BattleFieldシリーズ、Call of DutyシリーズAPEX LEGENDS
機種:PS4、純正DS4、24インチモニター
その他:野良がほとんど、たまにリアフレとPT

こんにちは。

 

くろわたです。

 

 

 

上級者とかプロゲーマーなんかの配信やら投稿動画を見ていると、メチャクチャ無双してキル重ねている動画や人数振りを覆してカッコよく逆転勝利しているシーンが沢山ありますよね。

 

特に、仲間が居ない時に1vs3の状況を跳ね返すような、鮮やかなクラッチを決めるシーン。

 

メチャクチャかっこいい。

 

ああいうかっこいいプレイをやってみたい。

 

 

 

そう思って日々APEXをプレイしている中級者の方や初心者の方に向けて、少し考えて欲しい事があるのでここに書き記すことにしました。

 

 

 

結論から言うと、

 

 

無理!

 

 

 

無理です。基本的にはね。

 

 

ただ、"一定の条件を満たせば"必ずしも不可能でもありません。

 

なので今回は、基本的に1vs3は絶対に覆せないよって話と、でも無理やりそれを実現しようとしたらどんな方法があるのかって話をしていきます。

 

 

CS版で遊んでて、基本野良でプレイしていることを前提にしていますので、悪しからず。

 

 

 

 

まず、結論。

 

 

クラッチはむり。1vs3は覆せない。その理由を話しましょう。

 

 

 

大前提に、このゲームは3vs3で戦うゲームです。

 

3人で1チームとなり、安置やポジションを意識しつつ動き回り。初動の各部隊の降下先、銃声、足音、デスボの位置、マップ上のオブジェクト、各レジェンドのアビリティなどから得られる情報をもとに敵の位置を予測・把握しながら立ち回ることになります。

 

当然、戦う時も3人。敵部隊同士の戦闘を漁夫った(漁夫られた)時やどちらかが人数欠けしている場合を除き、万全の態勢にある部隊同士の戦いは3vs3が基本。

 

これにより互いに3つの体力3つの銃口をもった戦いが行われ、どれだけ弾を当てたか、どれだけ弾が当たらなかったかによって勝敗が決まります。

 

ものすごくざっくり考えてみましょう。

 

仮に同じくらいの強さの3人vs3人で戦うとして、更に1人当たりの強さを無理やり「10」と数値化してみましょうか。

 

10-10

10-10

10-10

 

これで正面切ってヨーイドン!と撃ち合った場合、全く同じ強さなら全員倒れて相打ちですね。もしくは、どちらか一人がサーバーの判定で生き残って勝敗が決すると。

 

実際は様々な要素が絡んでくるのでなんとも言えませんが、もし完全に互角であった場合は互いの勝率は大体50%に収束することになります。

 

 

で。

 

 

このざっくり計算が狂う要素は沢山ありますが、互いに弾除けも当て感も対等であった場合、最も分かりやすく勝利する方法が一つあります。

 

それは、フォーカスすることです。

 

 

フォーカスってのは"焦点"って意味なのですが、シューターゲームのプレイヤーが用いる場合は特定の対象に集中することを指します。

 

何を集中するか。銃口の向け先です。

 

 

先程の戦力10を、仮に

 

1発のダメージは20

互いの体力はアーマー込みで200

 

だとしましょう。

 

馬鹿正直に1vs1を3つするならば対等の戦いになりますが、片方が敵の1人(まずは、敵1)にフォーカスすると、

 

互いに1発当てた場合

味方1 体力180

味方2 体力180

味方3 体力180

敵1 体力140

敵2 体力200

敵3 体力200

 

互いに2発当てた場合

 

味方1 体力160

味方2 体力160

味方3 体力160

敵1 体力80

敵2 体力200

敵3 体力200

 

こんな感じで、味方は全体に20ダメージずつ、敵は一人に60ダメージずつ受ける計算になります。

 

 

そして4発を撃った時点で

 

味方1 120

味方2 120

味方3 120

敵1 -40(味方の弾1発が当たった時点でダウン)

敵2 200

敵3 200

 

敵一人が体力を失い、完全にダウンしますね。ダウンした敵は攻撃できなくなるので、残りの銃口は2つ。一度に出せるダメージは20が2つで合計3つ。一方の味方は全員が生きているため銃口が3つで一度に出せるダメージは60。

 

この先も味方の攻撃が1回で一人に60ダメージ、敵が1回の攻撃で個別に20ダメージずつ出していくと仮定するなら、

 

8発目の攻撃で敵の2人目ダウン

10発目の攻撃で味方の一人がダウン

 

この時点で

 

味方1 体力120

味方2 体力40

味方3 ダウン

敵1ダウン

敵2 ダウン

敵3 体力80

 

ここから先は書く必要もないでしょう。敵3がどちらに攻撃対象を変えても、あと2回攻撃された時点で敗北確定。しかも味方2がダウンを取られたところで味方1は体力120とアーマーすら破られていません。

 

実際にはターン性バトルでもありませんしこう上手くいくものでもありませんが、とりあえず一人にダウンが入れば一気に弾の受け先と銃口を1つずつ失うことになり、その時点で覆すのが大変困難な差を押し付けられることになります。

 

蘇生しようとなると更に銃口が減り、蘇生していない一人は一時的に1vs3の不利な戦いを強いられるわけですからね。

 

そういうわけでptの戦いにおいては、まず一人に集中砲火を加えて確実にダウンを取る事が優先されるわけです。

 

動画の中で

「ホライゾンに60入ってる!」

「ブラハ割れてる!」

「ジブ肉!」

とか報告してるのも、まず最初にダウンを取るべき相手を判断するための情報をチームメイトと共有するためです。

 

それくらい、まず一人に対して集中砲火する事が重要なんですよね。特に、APEXのような体力が多めのゲームとなると。

 

 

 

そう考えると、1vs3を乗り切るのがいかに困難なのかはワザワザ説明するまでもないですよね。

 

どんなに下手な相手であっても、強制的にフォーカスを喰らうのと同じわけですから。

 

 

 

これがどれほどの威力を持つのか、先程のような仮定で検証してみましょう。

 

仮にこちらが100%の確率で当てるエイムお化け、敵が3発に1発当てるレベルのプレイヤーだったとしましょう。

 

3の倍数発で敵が当ててくるので、その時点での体力を書いていきます。

 

 

3発目の攻撃

味方1 体力140

敵1 体力140

敵2 体力200

敵3 体力200

 

6発目の攻撃

味方1 体力80

敵1 体力80

敵2 体力200

敵3 体力200

 

9発目の攻撃

味方1 体力20

敵1 体力20

敵2 体力200

敵3 体力200

 

10発目の時点で敵1が倒れます。その後は敵2を攻撃すると考えても、11発目で敵2に20ダメージや与えたのち12発目で味方1が確定でダウンしますね。

 

100%当てられるチーターのようなプレイヤーでも、3発に1発しか当たらないレベルのプレイヤーに敗北するわけです。

 

 

こういう雑な考え方を元にしても、1vs3を真正面から覆すのは至難の業だと分かります。

 

 

 

 

しかも、最近のapexはカジュアルでさえスキルマッチ制が適応されており、普通にプレイしていれば大体同じくらいの強さの敵と当たるようになっています。ランクなら言わずもがな。

 

つまり、極端に実力の開いたプレイヤー同士ではなかなか戦えないと言うこと。それゆえ、上記の100%当てるマンvs3発に1発しか当たらないマンという都合の良すぎる仮定すらほぼあり得ないと。

 

そう考えると、1vs3を当たり前にこなしていくのはほぼ不可能という結論に至るわけです。

 

特にCS機など全員にエイムアシストが付いているので、最低限オンラインでの戦いが分かっていればどんなに格下でも一定以上のダメージをホイホイ出してきますからね。PC版猛者の動画のようにバカスカ外してくれるわけじゃあありません。アレはあくまで別ゲーの話だと割り切りましょう。

 

 

 

 

...じゃあ、どう言う条件下で1vs3の華麗なるクラッチが成立するかと言うと、

 

・偶然撃ち合いが物凄く弱い敵3人に遭遇した

・運良くヘッドショットが入りまくった

・敵がバラバラに行動していて実質1vs1×3ないし1vs2+1vs1になった

・敵に先制攻撃を仕掛け1人ダウンさせた(その後格下相手の1vs2になった)

・有利ポジからほとんど一方的な攻撃ができた

・遮蔽物を生かして弾を避けまくった(その上で当てまくった)

・そもそも敵のアーマーレベルが低いか、事前にダメージを受けていた

・漁夫ってこちらが撃たれにくい状況下でほぼ一方的に攻撃できた

 

こういう都合の良い条件を複数揃えた場合ですね。

 

それがなければ、まず不可能です。

 

 

 

というか、仮に万全の態勢にある3人を1人で倒し切れると言う時点でその三人は物凄く格下ってことが確定します。正面から撃ち合ったならば言うまでもありませんし、こちらが立ち回りで勝てたならば敵の立ち回りがこちらより圧倒的に下手だったということになるので。

 

 

 

......で。

 

 

その上で。

 

 

ほぼ無理なのは分かり切った事実として、その上でどうしても人数不利の状況で戦わねばならないとしたら、どういう立ち回りが求められるのか。

 

どうしたら少しでも逆転の可能性を上げる事ができるのか。

 

 

そのために必要な要素についても書いていこうと思います。

 

 

 

 

1vs3を乗り切る方法その1

 

予想外の方向から攻撃を仕掛け、まずは一人をダウンさせる

 

 

既に述べたように、正面切ってのヨーイドンではまず勝ち目などありません。

 

そこで、まずは一人でも良いので敵の戦力を初手で削り切る努力をしましょう。

 

 

一番分かりやすいのは、敵がどこかに陣取っている際に側面から攻撃を仕掛けること。

 

大抵のプレイヤーは特定のポイントを見張って警戒する際にも、撃ち合いの時と同じく横方向にレレレ挙動をしています。

 

その際、正面から攻撃しようとすればこちらの位置が即バレしますし、後方から攻撃しても横に動く敵に大打撃を与えるのは困難です。

 

側面からの攻撃ならば実質敵は止まっているのと同じようなものなので、ワンマガジンで落とし切ろうとするならまず一番イージーな攻撃方法ということになります。

 

 

側面以外なら、高所から撃ち下ろすのも効果的です。敵が止まって見えるわけではありませんが、上から下に撃てばヘッドショットが決まる可能性も高まりますので。

 

 

1人落としさえすれば、なんだかんだで立ち回り勝負に持ち込めます。蘇生に入るならその間は敵味方で1vs1の状況に持ち込めますし、そうでなくても1vs2なら1vs3よりは遥かに勝てる見込みがありますね。

 

とはいえ遠距離からの狙撃で落とした場合は接近する間に難なく立て直されてしまいますので、1人目をダウンに持ち込む際には「行こうと思えばすぐに接近戦に持ち込める」距離感で挑みましょう。

 

 

 

1vs3を覆す方法その2

 

ダメージを受けず、ダメージを与える

 

プロの方や上級者が必ず意識している、遮蔽物の存在。これを上手く使うことで、こちらが被弾する時間と面積を削減することができます。

 

というか、それ抜きにして対複数クラッチは成立しません。ある程度上手いプレイヤーでもドームファイトや遮蔽物越しの撃ち合いで不覚を取ることはありますが、ただ目の前で動くターゲットを狙えないなんて事態は発生し得ないからです。

 

ここで意識すべきは、”実質的な1vs1"を繰り返し行うこと。例えば敵三人の内一人だけがギリギリ見える角度で交戦すれば、敵味方共に銃口も被弾する体力も1つずつで対等な戦いが展開できますよね。

 

そしてこの場合は短時間で一気に火力を押し付けて倒す必要があるため、選べる武器はショットガンとSMGという組み合わせのみ。どちらも動きが速くヒットアンドアウェイに向いており、なおかつ一瞬で大量の弾丸を発射することができます。少なくとも敵がご丁寧に1人ずつやって来るような下手な人たちでなければ、まずこれ以外の組み合わせで勝利することは不可能です。

 

そして更に意識したいのが、投げ物やその他アビリティの存在。首尾よく一人二人を倒しても、こちらだって大きなダメージを背負っていることは言うまでもありません。ちゃんと戦える敵ならば残った2人ないし1人で体力有利の状況でそのまま畳みかけてくるか、あるいはこちらが回復している間に味方を蘇生したり、あちらも回復して立て直されてしまいます。そうなると、逆転の芽が摘まれてしまうということになりますね。

 

そう言う場合にどう対策するか。敵に回復と姿勢以外の何かを押し付けて時間を稼ぎ、その間にこちらだけ回復できるような状況を作ります。

 

 

一番わかりやすいのは”回避”ですね。例えばこちらが敵二人をダウンさせて体力がギリギリ、残り一人の敵は体力満タンであるとします。敵の選択肢はそのまま詰めてくるか、或いは味方を蘇生するかの二択。詰めるならばそのまま接近してきて、味方を蘇生するならこちらと距離を取って遮蔽物の裏などに隠れるはず。

 

であれば、敵が接近してくるルート上、或いはダウンしている敵の近くにアークスターやテルミットグレネードなどを投げ込むことにより、敵はまずグレネードのダメージを受けないようにするため回避する選択をとることになります。その間にこちらがシールドバッテリーの一本でも巻ければ、それだけで不利を若干覆すことができますね。他にもコースティックのガスやジブラルタル、バンガロールのウルトなど蘇生や行動妨害に長けたアビリティが存在するので、そういう能力の使い方を頭に入れておくことも重要です。

 

特に、蘇生をさせない行動をとることが重要です。たとえ体力が低くても銃口一つ持っていることになるので、単純計算で被弾するリスクが倍に増えることになります。体力満タンの敵一人よりも、体力半分の敵二人の方がよっぽど恐ろしい存在です。回復はされても、蘇生はさせない。折角逆転のチャンスを作れたならば、それを失わないようにする努力をしましょう。

 

 

 

 

他に介入してくる敵が居ればまた話は変わってきますが、今回は一切他の敵が漁夫にやってこない前提で話を組み立ててみました。それほど上級者でもない素人目線の話なので色々突っ込みどころもあるかもしれません。悪しからず。

 

 

 

ある意味、本文はここまで、以下は蛇足です。お説教臭くしょうもないお話なので、実質ここでこの記事はおしまいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

………。

 

……。

 

…。

 

 

 

 

多くのプレイヤーに絶対に心掛けてほしいのは、敵だって中身は人間で思考も判断もできるし、貴方と同じくらいのプレイスキルを持っているということ。モラルの話みたいな語り口になってしまいましたが、そうではなく、普通は無暗に突っ込んで倒せるものでもないということを意識して欲しいのです。特に、カジュアルで元気に一人で突っ込んで即死している脳筋プレイヤーの方々。

 

何度も即落ちしてレートを下げているってことかも知れませんが、単騎で勝てるのは圧倒的に格下のプレイヤーを相手にした時だけです。

 

 

上では敢えて味方がいない状況を想定しましたが、多くの場合は味方がいる状態で戦うことになるはずですよね。

 

「味方にキルを取られる」

「サッサと移動したいのに付いて来てくれない」

 

などと考える気持ちは分かりますが、そんな理由で特攻即死を繰り返しても何も上手くなりませんし、運よく敵がものすごく弱い部屋に入るまで延々と苦行を続けることになってしまいます。

 

むしろここまでの話で、味方がいるときといないときの差は理解してもらえたのではないでしょうか。最低限肉壁として機能してもらえればいくらでも勝機は増えるので、できるならば近くに味方がいる状況での戦闘を心掛けたほうが賢明です。

 

 

敵が弱い前提の動き方をしても仕方がありません。上に書いた戦い方はそれ自体を前提とするのではなく、本当にやむを得ない場合の足掻き方みたいなものです。

 

敵の弱さに期待するのではなく、自分の技量を見つめて最善を尽くしましょう。

 

どうしても単独で遊ぶつもりなら、ソロキュー出撃でどうぞ。

 

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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