3MAを17インチ化すると起きる問題、それは車高が下がってしまうこと。
それを回避するためには車高調整機能のあるリアサスに替えるかリンクプレートを短くする。
車高調整付きのサスは種類が少なく、オーリンズやYSSの上位モデルくらいだったと思う。
純正サスで17インチ化するならリンクプレートを短くするのが手っ取り早い。
我が3MAは既に3XVリアホイルをブチ込んで17インチ化してます。
リンクプレートは大阪のTZRで有名な方に注文して作っていただきました。
別に何も問題も不満もなく3年ほど乗ってます。
他に有名どころだと大阪ブルーポイントからもジュラルミン製のリンクプレートが出てます。
今回リンクプレートを作ったのは個人的に作ってみたかったから。
あとは3DCADの練習やめっき工程を外注したときの値段など、色々知りたかった。
今回作ったのプレートは純正のリンクプレートと同形状で設計してみました。
まず仕事で慣れている2DCADで設計します。
(慣れていると言っても操作にちょっと慣れている程度...)
くびれ部分のRが自由曲線だと加工屋に断られるので、近しいRで再現しました。
これがなかなか難しかった...。
次に練習中の3DCADで書いてみます。使っているのはFusion360。
操作が2Dと全然違うので慣れてなくて、非常にうざったいです。
なんとかできました。
そしたらレーザーカット屋に発注します。
素材は強度の高い炭素鋼、S45Cを選定しました。
届きました。
上2つが純正、下が製作品。
純正と重ねてみると~
くびれR部分もほぼ完璧に決まりました。
それからボルトを通す穴の部分ですが、レーザーカットなので多少バリがありました。
ということで、旋盤でリーマー加工を施しました。
レーザーで切っているせいでカット部分1mm程度が焼きが入ったような状態になっており、かなり硬い...リーマー1本ダメにしてしまいました。
しかしながら、回転数をかなり落としてゆ~っくり通して完了しました。
その後、外周はベルトサンダー、穴部分はカウンターシンクにて面取り....。
これも硬ぇ...。
会社の道具はダメにするとマズイので全部ヤフオクで揃えました。
とりあえず下準備は完了。
穴間140mmと138mm 2種類作りました。
何を思ったか、ちょっと作りすぎました(^_^;)
そしたらめっき業者へめっきに出します。
今回は亜鉛めっきの六価クロメートにしました。
お願いしたのは大分の会社。
めちゃくちゃ早くて1週間以内で帰ってきました。助かります。
めっき後です。銀色に変身です。
表面がモヤモヤしているのは素材の模様です、黒皮がある状態だとツルツルだったので気が付かなかった... 研磨してから送ればよかったですね。
今回の反省点です。
それと穴ピッチを刻印打ってみました。
気になるならば裏返しにすればOK
カラーとネジを通すとこんなイメージ。
とりあえず自分の車両に付けたいが、ずっと雨でやるタイミングがない。
つけたら多分また報告します。。。