年齢には逆らえない?体型の著しい変化。

素敵な40代を過ごすためにも、まだ20代、30代という方もしっかり読んでくださいね。
この年代になると、35歳前後から顕著にあらわれはじめたオパ体型化がさらに進みます。
とくに上半身に脂肪がついてきます。
下腹部の出っぱりはさらに進み、ウエストのくびれがなくなり、肉づきバランスが大きく変わりはじめます。

体型の個人差が大きく広がってくる年齢でもあります。
からだにはどんどん脂肪がついてきて、ぷつくりと膨らんだ下腹部を見るにつけ、ため息が出ちゃいますよね。

先日、あるテレビ番組でブラジャーの実用指導で出演しているとき、ディレクターさんに、よくブラジャーの悩み相談室なんてボランティアでで続けてこられましたね。途中でもう、いやんなっちゃったのよーと投げ出したくありませんでした?と聞かれました。

そのときは「?」でしたが、そう言われてみると、投げ出したくなるくらいつらいことを続けてきたから評価されたのかもしれないという気がします。

派遣OLというのは、最も弱い立場にいます。
いつクビにされてもおかしくない。ときには、正社員のミスをかぶって謝ることだってあります。そこまでしないと正社員の人たちに信頼され、かわいがってはもらえません。
それが派遣OL。

そんなストレスを抱え、どっと疲れて家に帰る。自宅のパソコンのメールをチェックすると、私以上につらいブラの悩みがいくつもきている(私はホームページでブラの悩み相談をしているのです)。

悩んで苦しんでいる人がいるのに無視するわけにはいかない!
で、自分がくたくたなのに、人の悩みに応えていました。
かなりしんどかったです。正直、泣いてばかりいましたもの。

だから、今振り返ると「よく続けてこられたな」って、自分でも不思議に思う。
でも、やっぱり、自分がブラジャーによって心もからだも助けられたという思いがあるから続けてこられたんだろうなあと思います
長々と私の話を書いてしまいましたが、本題です。

35歳前後のブラ選びはどういうところに気をつけ、ケアすればよいのでしょうか。
この年代のみなさんの悩みは、「年齢とともにたれてくるバストが気になる。たれないブラを教えてほしい」というものが圧倒的に多いですね。

そういうところが気になりだしたら、肩ひもが太めでバストを上に引き上げてくれるリフトアップタイプのブラがオススメ。
ファッション性よりも機能性をまず第一に選びましょう。

肩ひもが年中綿ちてくる。。。という相談も多いですが、ブラジャーのバックスタイルを見て、内側に向かって肩ひもがおりているものを選ぶと、落ちにくくなるはずです。

「体型が変わって、以前つけていたブラのワイヤーが苦しく痛く感じられるようになってきた」という声も寄せられますが、そういうときはワイヤーが直接肌に当たらないようにカップの外側に縫製さ
れたフラをつけるとよいです。

また、この年代で出産を経験した人の中には、授乳期が終わって左右のバストの大きさが追ってし
まったと駆けこんで米られる人も多いです。

その場合は、カップサイズを大きいバストに合わせ小さいほうにパッドを入れて使うといいですよ
急激な体型変化が起こるこの年代、運命のブラと出会った私はどうなったか。
運命のブラのおかげで、身も心も美しくなった私は、自分に自信が持てるようになり、大好きな彼氏ともラブラブ、仕事もうまくいって、人生ノリノリな感じでした。

そのとき仕事にしていたのは、学習塾の塾長。これが向いていたみたいで塾は大繁盛。
「面白い先生がいるよ」と言って生徒がどんどん友達を連れてきてくれたのです。

でも、そうなるにはナミナミならぬ努力があります、トーゼン。ブラとは関係ない話なのでここでは細かく言いませんが、平日は残業の嵐、土日も父母との面談がわんさとはいって、私の生活、一気に仕事一色に染まっちゃったんです。

そのせいで、遠くの下着専門店まで、ブラを買いに行けない。
しょうがないので近くのスーパーやデパートですませるしかなくて・・・。

そしたら、とりあえず買ったブラはからだに合わずワイヤーがこすれて赤く腫れてしまったり。
たったの2、3日使っただけで、どうにもこうにも痛くて使わなくなってしまう始末。
「ブラって、なんてむずかしいものなんだろう」考えさせられました。

そうこうするうち、父が難病を患い、塾から3時間もかかる病院に入院。
父の看病のために、忙しい塾の仕事はやめ、派遣OLに転職することにしました
身体全体に脂肪が。。。

ここからちょっとキツイ話をします。「つ、つらすぎる」と思って読み飛ばしたりしちゃいけませんよ。からだのことも、ブラにも無頓着だとこうなっちゃいますよ、という話ですから、しっかり現実ってものを知っておきましょう。

現実を知って、ちゃんとケアさえすれば美しいプロポーションをキープできるんですからね!
さて35歳前後の女のからだは、まず体幹部を中心として、周径サイズが一段と大きくなります。
つまり全体的に脂肪がついてくるってことです。

特に目立つのが、おなかまわり。下つ腹がぽっこり出てきて、ウエストのくびれもなくなってきます。さらに、ヒップや太ももなど下半身のサイズもちょっとずつ増加するのがこの年代の特徴。バストのボリュームやかたちの個人差が広がりはじめます。

キツイ話でしょ。「女はつらいよ」ねって思っちゃいますよね。
脂肪は容赦なくついてくるが、スリムになることはほとんどないという悲劇

運命のブラとの出会いをきっかけに、私はもっともっとブラのことを知りたいと思いました。
それでどんどん調べているうちに、「ブラジャー研究家」とまで呼ばれるようになったんですね。

そんな私のところには、胸やブラの悩みを抱えた女性たちが相談に来られます。
最初はブラジャーのアドバイスを求めて来られるんですが、いろいろ話しているともっとふかい話になってくるんですよ。

女としてどう生きるべきかみたいなね。
で、ブラの悩みは人生の悩みにつながってるのね!と思った。

それからです。「ブラジャーと女の人生はなんて密接に結びついているんだろう」と思い、「女の生き方とブラのつながり」を模索しはじめたのは。

それで、私が主宰している「ブラジャー友の会」の40代女性にインタビューをして、「生き方」と「ブラジャー」との結びつきを考えてみました。

小さい頃父親が忙しくほとんど家にいない家庭で、「母親に認められたい」という一心で「人にどう見られているか」ということばかりを気にして生きてきたと話してくれました。

当然、ファッションもブラジャーにまでは目がいかず、外から見える洋服にばかり気を配っていたとのこと。「30代になってからですね。『他の人の目にどう映ろうとか自分の人生を歩いて行こう』と、開き直れたのは

ちょうど30歳で結婚。仕事を続けながら主婦業をこなし、内面を充実させるために、いろいろな講師の話が聞ける「市民講座」に積極的に参加したり、茶道や華道など、習いごとにもいそしむようにライフスタイルを変えました
そして私は29歳で運命のブラと出会いました。この話は、私の人生を変えてくれた出来事であり、女にとってブラがいかに大切かということがよーくわかるエピソードなので、ここで改めて書きますね。

運命は、何の前ぶれもなく突然やってきました。
百貨店の販売員をしていたとき、年輩の女性が同じエレベーターに乗り合わせました。
その女性の胸元の美しさといったらギリシャ彫刻のよう!
女でもうっとりするようなキレイなバストだったんです!

私はもう、その美しいバストにくぎ付けになり、恥を忍んで聞きました。
「美しい胸元ですね。どこのブラジャーですか?」
そのマダムはさらっとひと言。「フランス製よ」おフランス!

それから私は「フランス製のブラ」ということだけを手がかりに、美しいパストを作るブラをかたっぱしから探しまくりました。

そしてついに見つけたんです。運命のブラを。そのブラはまさに運命のブラ。
だって、ノーブラのせいで洗濯板のようになっていたバストがそのブラをつけたら大きくなり、半年後には1カップ上のサイズになってたんです。

それだけじゃありません。好きでもなかなかうまくいかなかった片思いの男性とつきあえるようになるわ、仕事も適職が見つかるわ。バストのサイズが大きくなって美しくなっただけでなく、恋愛も仕事も望むようになっちゃうなんて!

私は、この運命のブラとの出会いを境に、生まれ変わった気分。生き方も考え方も、そして性格さえも!です

それまでは、いつも人を気にしながら肩ひじを張って生きてきたのに、運命のブラをつけているとなんだか自然体でいられるんです。ブラを変えただけで、こんなにも人生が変わるなんて私自身信じられませんでした。


30代に突入する直前の女って、ビミョーな年齢ですよね。だって、30歳を目前に駆け込み結婚する人、いじゃないですか。30歳を前にしてメンタル・ブルー。つまり、不安になる人が多いってことなんだけど、その不安の原因のひとつに、どうもこの急激な体系変化が関係しているように思えてなりません。

元アナウンサーの川野公子さんも著書「どんな美人もブスになる29歳のターニングポイント」の中で、29歳の自分についてこう言っております。

「たとえば、自分の担当する番組をモニターでチェックするとき。いつのまにか画面の中のわたしは昔と変わってきている。疲れが残る日のメークののりは悪くなり、生気のない顔をしている。ポツンとできてしまった吹き出物もなかなか治らない。そういえば、今までダイエットなど気にしたことはなかったが、体重計が思わぬ数値を示すこともある。おへその下がぷくりと柔らかくなり、お尻が心持ち下へ、二の腕もプルプルと震えている」

一般人の私たちは、自分の姿をテレビで見ることはないけれど、当時、フジテレビでアナウンサーをしていた彼女は、毎日自分の姿が映っている映像を見ていたわけだから、少しずつ進行していた体型変化にいち早く気づき、いたたまれなかったんでしょうね。

ところで、ノーブラ時代だった私の却成直前の生き方はどうだつたのか。
思い返してみると、24歳でリコン後、次々と資格を取得し、25歳で大学に入学。
家賃2万5千円の風呂なし共同トイレの下宿に住み、昼間OLをしながら女子大生をしてました。

25歳から29歳という、もういい加減いい大人だっていうときに風呂なし共同トイレはないでしょうと思いますが、これ事実。

20代最後の時期、「神田川」の歌のような暮らしだったんですね。
でも、夢と野望は大きく。OLと女子大生をしながら、「女社長を目指す会」なんていうものを大まじめに作って、女社長をホンキで目指していたりもしました。

早い話が、別れたダンナを見返してやりたかったんです。
ダンナに対する強烈なコンプレックスとライバル心が私を突き動かしてたんだろうな、と今になって思います。

ところが、29歳のとき元ダンナから連絡が。経営していた会社が倒産してしまったとのこと。
「お金を貸してくれないか」という電話でした。私はそれまで張りつめていたものが、ガラガラと音をたてて崩れていくのを感じました。
下腹部から太りはじめたらヤバイです!

とうとう30歳。このあたりから、ひたひたとオバ体型の兆しが出はじめる頃。
腹筋、背筋、お尻の筋肉が減少し、基礎代謝も低下しはじめる。
それに伴い、下腹部が出てきて、ウエストサイズが増加し、また、アンダーバスト、上腕といった上半身のサイズも増えてきちゃうんですね。

身に覚えのある方、いるんじゃないでしょうか。

私もご多分にもれずそう。お尻の肉が落ち、余計なところにばかり脂肪がついてくるのが、この年代の女の恐怖。
要するに、25歳前後ではじまった女性ホルモンの分泌量の低下がさらに進み、それが原因で起こっ
てくる現象なのです。

ここで納得がいく。実は私、この頃とにかくブラがわずらわしくってたまらなかった。
これで、厚手の服を着ている冬場なんかついノーブラで過ごす事の方が多かったんです。
あ、でも、みなさんは真似しちゃだめですよ。
胸の形が悪くなっちゃいます。

で、どうしてこの時期にブラをつけたくなくなったかというと、30歳を迎えて女性ホルモンがかれはじめ、そのせいでアンダーバストが太り、それまでつけていたブラのサイズが合わなくなったからだったんですね。

思い出してみると、苦しくてしょうがなかったですものね。
いけなかったのはそのときのノーケアぶり。
「ブラは体型変化ことにつけかえるもの」なんて知らなかった(誰も教えてくれないんだもの)ので、新しいブラを買いにも行かず、ノーブラですませていたんです。
そのせいでバストは見事にペッタンコになっちゃいました。
ブラって、つけていないと胸がたれてきてペッタンコになってしまうんですよ。

そればかりが、バストにつくはずの脂肪が脇腹や背中、おなかに流れてしまうの。
ノーブラ派の方がいたら気をつけてくださいね!

女性ホルモンの分泌量が滅りはじめ、体型変化の波がやってくるこの頃に必要なのは?

それは、再度きちんとサイズを測り直して必ず試着して、そのときのサイズに合ったブラを選んでつけるってことです。
本人が気づかないだけで、お歳前後以降、体型変化が起こるたびにアンダーバストサイズ、トップバストサイズはコロコロ変わるものなんですよ。

なので、この年代のみなさん。サイズをきちんと測り直し、自分のからだにあったブラを身につけてくださいね。

ではお歳前後のブラ選び、特にどんなところに気をつければよいのでしょうか?
お歳前後と言えば、大卒の人だったら社会人になって数年。
たくましく作きていく力が養われる時期でもあります。私はまさにそれで、倒れても倒れても立ち上がり、ちょっとやそっとのことじゃへこたれない女になりました!

仕事では人間関係で悩んだり、給料が少なすぎってことで悩んだり。お金のことに関しては特に苦しみました。
男と女、同じ仕事だっていうのに、女の給料のほうがなぜに少ないのかって。
女というだけで、いわれなき差別を受けてるような気分でした。

とまあ、この年代は社会のキビシさ、現実ってやつを肌で実感する頃。
だから、落ち込むことがあっても、いつも刺激と背筋をピンと伸ばしていたいもの。
暗く、下ばっかり見ていたってなんにもいいことありませんからね!

胸を張って生きるためには、カップが上向きになっているブラをつけることです。
そのとき、正しくつけることが大切。
毎回、きちんとブラをつけていたら背中や脇の賛肉が落ちてスツキリしてきますよ。
ぜひ実践してください。