連休の狭間の仕事終わりに後輩たちと飲んでいる席で、今やってるNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』の話になりました。「観てますか?」と聞かれたので「観てない」と。全然知らなかったのですが、自分と同じ片耳失聴の女の子が主人公の話なんですね。病気の原因は少し違うけど、失聴したのも、同じ左耳ということで、気になってさっそく録画して観てみました。もう始まって5週目なんですね。
公式サイトの、主人公、楡野鈴愛(にれのすずめ)の人物紹介は「小学3年生のとき、左耳の聴力を失うが、雨音が片側しか聞こえないことをおもしろがり、雨上がりの青空を見て「半分、青い。」とつぶやくような、ユニークな感性で前向きに乗り越える。」となっていて、これが作品タイトルになっている訳ですね。そして、朝ドラ史上初の「ハンディキャップを持つヒロイン」だそうです。
サイトでこれまでのダイジェストを観た感じでは、会話する時の立ち位置や、食事の時に座る位置、どこから呼ばれているのかわからない感覚など、片耳失聴者ならではのリアリティが感じられて、とても興味深いです。第二週のダイジェストにあったこのセリフ、「私の世界は、半分になった。でも、本能が生きようとした。世界を楽しもうと、していた。」。これには本当にグッときましたね。その通り、楽しまないとね。
「半分、青い。」5分ダイジェスト【02】