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シーズン終わりのおまけレース「芦屋さくらファンラン2018(ハーフ)」コンプリート。
四月にしてはかなり肌寒い気温の中、途中でにわか雨にも見舞われたりしながらも、桜の残花がわずかに咲く芦屋のシーサイドコースは海辺の開放感に溢れて、とても気持ち良い景色を満喫しました。
 

しかしファンランとはいえ、それなりの走りでシーズンを終えたいと思うと、ついつい今の限界まで追い込んでしまう悲しい性。前半の浮かれた気分は次第に影を潜め 中盤以降はどんどん修行ムードが漂ってきます。ラスト5kmあたりでふと気づくと、後方から、どなたか女性ランナーの

 

はぁ〜ん♡
はぁ〜ん♡

 

というたいへん艶めかしい息づかいが聞こえてきます。気にはなるものの、こちらもバテバテで振り返る余裕もなくそのまま走り続けるわけですが、 その声がどんどん近づいてきます。残り2km付近で ついにすぐ背後まで

 

はぁ〜ん♡
はぁ〜ん♡

 

の声が迫ってきました。どんな人なのか確認したいけれど、ここまできて追いつかれたくもないという激しいジレンマの中で、なんとか最後の気力を振り絞って全力で逃げ切りゴール。倒れ込んでいる間に声の主はどこかに消えていました。まぁ、マスターズの部ですからね。お会いしたかったような、したくなかったような。

 

そんなこんなで、無事に怪我なくラストレースを終えました。記録は、まぁ想定通り。でも前回の病み上がりハーフよりは随分タイムも縮まって、しりあがり寿だったので良かったのではないでしょうか。はい。