もち「いきなり『このバナジウムやろう!』って言われたら、どう思う?」

 

朝食を食べている時に尋ねられました。

まずバナジウムの特性を思い出せない母。(※地中・水中・牛乳などに含まれるミネラルの一種だそうです)

母「あのー、まずバナジウムがよくわかんないから、ポカーンてなると思う。あまりののしられた気にならないと思う」

もち「色の変化がキレイなんやで」

母「じゃあ逆にうれしくなっちゃうねえ」

もち「うーん」

母「なんで聞いたん?」

もち「特に理由はない」

 

さっきバナジウムについて調べましたが、バナジウムについて知識を得た後でも、こう言われたらやっぱりののしられている気持ちになれずにポカーンてなると思いますね。

ミネラルの一種だしで、なんなら、ちょっと褒められているような気にさえなります。

 

と書いていたら、おもちがやってきて、「なでなでタイム」と言って母の頭をなで、すーっと去って行きました。

なんだったんだ。

英語の宿題に取り組んでいたおもち。
ノートを持ってきました。

もち「みてみて〜!」
母「……?」

同じ英文がずらりと並んでいます。
が、下段になるほど字が小さく小さくなっていっている……。

もち「限界まで圧縮してみた」

宿題に飽きたので英文をひたすら圧縮していたのでした。

なんかこういうの、覚えがありますね。意味もなく字体を限界まで斜めにしたり大きくしたりしてたなー。

もちの宿題を見て懐かしくなった母でした。

母は何年か前、スマホのパズルゲームでよく遊んでいました。

ゲームのタイトルは忘れてしまいましたが、同じ野菜を並べると収穫できる野菜収穫パズルゲームです。

しかし、この中のにんじんがたまに腐る。

腐ると「heck!」と言って他の野菜の収穫を妨害します。

ゲーム中発生すると小憎らしいことこの上ないのですが、もちがこのにんじんのまねをして「heck!」と言うと、なぜかめちゃくちゃかわいい。

もっと言ってほしいのですが、母が録音してるのを察知すると、ぜったいに言わなくなります。

 

母「『heck!』言って!」

もち「ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ」

母「一回だけ言って! 一回だけ!」

もち「ヘイク」

母「ちがーう!!」

もち「これは、iOsで撮られた写真につく拡張子のことです。(棒読み)」

母「ちがう……」

もち「『HEIC』これは、携帯で撮られた写真につく、拡張子のことです。」

 

AI風に答えて去って行きました……。ちぇっ

 

朝、「今日体育あるー」と言っていたので、帰宅後にどうだったか聞いてみました。

もち「あんまり動いてない。書き物する時間が多かったから。音楽の時間の方が汗かいた」

母「? 教室暑かった?」

もち「ううん。合唱練習で先生が教室にいない間にアクロバティックな動きをしながら歌ってたら汗かいてん」

 

えええ……。

もち「ブリッジとかー、反復横跳びとかー、あれやそれや」

母「何の修行やねん……」

 

反復横跳びしながら歌った事は一度もないけど、きついに違いない。

なぜそんな事を。

 

もち「つかれた」

 

そりゃあ疲れもすることでしょう……。

謎の行動ですが、「頑張ったね」とねぎらってみた母でした。でもやっぱりよくわからない

 

もち「母、知ってた……?」

 

とつぜん言い出したおもち。

 

母「なになに?」

もち「誕生日って、遠ざかれば遠ざかるほど近づくんやで」

 

母「(考える)……たしかに」

 

日数が経って過去の誕生日から遠ざかれば遠ざかるほど、新しい誕生日に近づけます。

誕生日って円環の上の点みたいですね。

 

まだまだ半年近く先ですが、こんな事を考えつくくらいもちは誕生日を楽しみにして待ちわびてるんやなあ……としみじみ思った母でした。