朝、登校前に、とつぜん言い出したおもち。

もち「ノミって……ビル十数階ぶんをよゆうで飛び越えるんやって」

母「自分の体長に比してってこと?」

もち「そうそう」

 

さっき日記を書く前にKINCHOのサイトで見たところによると、ノミは自分の体長の200倍の高さを跳べるそうです。

すごい跳躍力ですね。ノミのアクションを映画で撮ったら見ごたえがあるだろうな。

母「ノミのヒーローがおってもおかしくないな。アメコミとかで」
もち「おるんちゃう?」

 

えっ。

 

もち「おると思う。人気がないだけで」

 

じゃっ、と登校していったので、「昆虫ならともかく、害虫のヒーローはさすがに」と思って調べてみたところ、ノミのヒーローは見つかりませんでした。

代わりに、ダニのヒーローが見つかりました。

その名も『The Tick』。(※英語でtick=『ダニ』。)

 

 

Amazonで観る事ができますが、シーズン2で終了していました……。

 

 

帰宅したもちに「ダニのヒーローならいる」と話したところ、「おもしろそう。晩ごはんの時に一緒に観る!」と言ってくれたので、楽しみにしています。

母はすでに第一話を半分くらい見ました。

一般人主人公にまともなツッコミを入れられ続ける、おばかなヒーローTickが気になってます。

 

 

 

朝、もちより早く起きてキッチンに立っていた母。

ばたばたしつつも、何やら妙な気配を感じました。

 

母「?」

 

しかし、気のせいだと思って気にしませんでした。

トースターを操作しようとして横を向き、壁から顔半分だけ出してるもちと目が合うまでは……。

 

母「こわい!!!」

もち「笑」

 

起きてたの!? いつからいたの!?!?

もち「気づかへんかったー?」気配はしたけども

 

もち、にっこにこでしたが、朝から心臓が縮んだ母でした……。

もちのほっぺが相変わらず大好きな母。

両手でぷにぷにしようとするのですが、そうすると最近こうやって避けるようになりました。

 

なんて華麗な技……!!!

 

母「ま、マトリックス……!」

もち「ふぇふぇふぇ」

 

後でほっぺをぷにぷにさせてくれましたが、こう言っていました。

 

もち「学校でも友達がほっぺぷにぷにしに来たらこの技を出してる」

「ぷにらせてあげて!?」←ぷにりたい気持ちがわかりすぎる母

もち「一回マトリックスして二回目でぷにぷにしてもらってる」

 

ほっとしましたが、中学でもほっぺぷにぷにされてたんだな……と思った母でした。

もちは赤ちゃんではないけど

 

いつも通りもちをくすぐっていたところ、げらげら笑いながら転げ回っていたおもちがひと言。

 

もち「もー、なんでそんなにくすぐるのうまいん?」

 

褒められた……!!

嬉しくて思わずにっこにこになってしまいました。


母「え、母、うまい? ほんまにうまい!? ちっちゃい時妹で鍛えたからかな!? 嬉しい!!!」

もち「あかんわ、褒めたら伸びちゃう……」

母のくすぐり能力にはこれ以上伸びてほしくないおもちでした。

 

新学期に入って中学2年になり、後輩ができたおもち。

もち「中3のいるフロアはめっちゃ賑やかやねん。休憩中にそこ通り過ぎて新中1のいるフロアに通りがかったら、『しーん』ってしてる。ほんで自分の学年のフロアに上がったら、わーわー賑やかやねんな」

 

新中1年生は、まだクラスメイトとも完全には打ち解けてない頃ですよね……。

 

もち「中1の最初の頃ってあんな感じやったなー。もう教室しーんってしてて、みんな勉強とかしてて、教科書めくる『ぺら……ぺら……ぺら……』って音が聴こえてくんねん」

 

息づまる緊張感。

聞いているだけでもなかなかですが、もちは懐かしそうでした。

一年経って、おもちもちょっと成長したのでしょうか。