もちが防犯ブザーを鞄の中に入れていたので、なぜ中に入れたのか訊いてみると、こんな答えが返ってきました。
もち「間違って鳴んねんもん。そしたら友達が『懐かしい……』『懐かしいな……』って口々に言いながら見てくる」
小学生時代を思い出すのでしょうか。
もち「そう。小学生の時は終わりの会になったら後ろからランドセル持ってくるから、そのへん一帯でみんなぴよぴよ鳴って……『終わりの会』ってなんか怖いな」
突然の真顔の感想に、途中まで真面目に聴いていた母、吹き出しました。おもちはもごもご。
もち「いや……何の疑問も持ってなかったけど……」
『終わり』で『会』、どっちも単独なら平明な言葉でなんてことないのに、組み合わさると確かに、どことなく終末論っぽさが漂います。そんな意味はどこにもないけど
突然のもちの感想に朝から爆笑してしまった母でした。防犯ブザーの話どこいった