銃刀法が定められている国に生まれ生活しているせいか、私の銃への知識はほとんど無いに等しいと言ってもいいだろう。
時々フィクションの類やテレビ番組で見かけることはあるが、普段の生活の中で、意識しなければ銃の話題に接することもない。
もしも銃を気軽に扱える国に生まれていたとしても、果たして使うことができていたか、分からないとも考えてしまう。
たぶん私はどうしようもないほど不器用なのだ。
手先が器用ではないため、包丁を使っていても危ない場面が何度もあったり、
細かな手順で組み立てなくてはいけないフィギュアなどを作ることも苦手である。
勝手を知らずに動かして、手順を誤って暴発させてしまう結末が想像できてしまった。
自衛のために手にする人が多いことだろう、時に違う誰かを傷つけるために手に取る人もいるのだろう。
そんな相手に理性で対応できるのかと言われると、非常に自信がない。
最終的には、銃刀法のある国に生まれてよかったかもしれない、なんて答えに辿り着く。



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