プーンと表記するほうが正しいのかもしれないが、
耳元で虫の羽音(だいたい蚊)を聴くことが非常に不愉快である。
しかし同じくらい、聴覚が感知したら反射的にアースジェットを手に取る習慣も身に付いた。
赤いフォルムと緑のワンポイント、アースジェットは長年私の右腕であり、よき相棒である。
やや大型のハエが蛍光灯に突撃を繰り返した時も、
網戸の向こうから侵入してこようとするハエや謎の虫も、
アースジェットと共に乗り切ってきた。
こんな日常から分かるように、虫の羽音を聴いたらすぐ手に取れるように、
アースジェットは常に手の届く場所に置いている。
今もこのパソコンの先で、蛍光灯の光を反射し爛々と赤く輝きながら、
部屋の中をパトロールしてくれているような安心感に包まれる。
虫は苦手だ。しかし、撃退することが楽しくなっているなんてことは、きっと気のせいだ。
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