私はうっかり常習者であることを自覚している。
周りにうっかりの種が溢れているような気がしてならない。
この数日だけでやらかしてしまったうっかりは、
前々から観ようと思っていたテレビ番組を観忘れる、
朝ごはんに食べようと思っていたパンのことを忘れて出勤する、
二百円出す必要があったお会計を、百円玉一枚と五十円玉一枚しか出していなくて、
自分では百円玉二枚を出していると思っていて結構顔見知りの店員さんを困惑させてしまう。などなど。
日常にひっそりばら蒔かれているうっかりフラグを、常に踏んでいるような現状だ。
いくら注意していてもうっかりはきっと起こってしまうもので、
使いかけの鶏もも肉の存在を一週間忘れていて匂いを気にしながらよく火を通し食べたりなど、
こんなこともきっとこれから起こり続けていくのだろう。ちなみに肉は食べられないことはなく完食。
ただ、やってはいけないうっかりというのも一応は分かっているつもりだ。
賃貸中のアパートの部屋を家事・火事などでとんでもない状態にしないこと、隣人さんに迷惑をかけないこと、
仕事でうっかりでは済まされないミスをしないこと。などなど。
当然のことと思われるかもしれないが、これらは気を抜いてしまった瞬間に起こりそうなことなので、
特に、常に警戒をしている。
重要度の高いものへの注意が集中していて、日常の小さなうっかりが頻発しているのかもしれないけれど、
そちらもそちらでなんとかしなければいけないなと、
賞味期限を一日経過し始めた卵数個、本日賞味期限の納豆を眺めながら、考えてしまうのであった。



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