刹那という言葉、状況が好きだ。
刹那的なお題で詩を書いたりと、創作でもよくネタにしている。
良い意味でも、悪い意味でも、その一瞬を切り取って刹那と表現できるのが、
常に流れ続けていく時間の中で生きている身には、羨ましいのかもしれない。
過去で切り取る刹那には、過ぎ去っていったものへの、手を伸ばせないもどかしさを感じてしまう。
その刹那の中で、確かに私は笑い、泣いていて。
その刹那の時間を思い出すと、今は笑えもせず今更泣けず、宙ぶらりんな苦笑いを浮かべるだけだ。
私はいろんな刹那の時間に、何かしらの後悔ばかりを残してきているのかもしれない。
だから、創作で一つの作品にすることで、気を紛らわせているのかもしれない。
そんなことをふと、冷静に考えてみたりする。



(C)Aoi Tact