こんにちは!アヒルです♪
昨日は予定通り、意地で仕事を午前中のうちに終わらせ、渋谷の“シネマヴェーラ”に行って来ました!
目的はコレ、
13:35~『PiCNiC 』
14:50~『リリイ・シュシュのすべて 』
この2本を観て来ました!!
『リリイ・シュシュのすべて 』の回は、立ち見が出るほどの盛況振りで 岩井俊二監督人気を改めて実感しました。
客層は、やはり10代~20代の若年層が割と多め。
男女の比率は同じくらいですね。
やっぱり岩井俊二監督は若い方に人気がある作家のようです。
ようやく念願叶って 『リリイ・シュシュのすべて 』を劇場で観ることが出来ました。
改めて観てみると、やはり不思議な力がある映画です。
物語自体や無駄なカット割り、中途半端なジャンプカットの多様、そして編集のタイミングなどは決して好きではないんですが、それでも惹きつけられるものが『リリイ・シュシュのすべて 』にはあります。
映像も「これでもか!」という位に作りこまれていて、わざとらしさがプンプンしますが、それでもやっぱり美しいんですよね。
そのわざとらしさを役者さんたちの純粋なお芝居が帳消しにしてくれているような気がします。
この作品の市原隼人さんは、現在の彼の出演作品の中でも役に一番シンクロしていると思います。わざとらしさは微塵も感じません。
これは 忍成修吾さん 蒼井優さん 伊藤歩さん 松田一沙さん その他の中学生を演じた役者さんみんなに言える事だと思うんです。
ですから彼らの繊細で純粋な心を感じることができ、心を斬りつけられるような痛みを覚えるんだと思います。
ワザとらしいくらいに美しい映像でも、彼らの純粋な心を表現していると思うと違和感も感じなくなるんですよね。
“鉄塔の周りを飛ぶカイトを見上げる津田詩織”や“夕焼けの葬列”、“久野陽子を廃工場に連れて行く蓮見雄一” これらのシーンの美しさは“身を斬りつけるような美しさ”が伴っています。
劇中ではクロード・ドビュッシーの曲が多用され、中でも「アラベスク第一番」の使い方は感情を揺さぶってきます。
アラベスク独特の“永遠に螺旋状にループするような旋律”を登場人物の感情に合わせて音に強弱をつけることで観客の感情を昂らせます。
このようなところに私はこの作品の魅力を感じます。
それを劇場のスクリーンや音響で鑑賞することによって、本来の映画の持つ力を最大限に感じることができると思うんです。
改めて「映画は映画館で観るものだ」と感じる一日でした。
21日まで “映画監督 岩井俊二の全貌” は開催されているようですので、ご興味のある方は足を運んでみて下さい。
詳しくはこちら→“シネマヴェーラ渋谷 ”
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